ジョン・スコルジー著。

シリーズ1巻目のラストからン年。2巻目のラストからもう少し近そう。両方にかかわる人々でできあがった、ペリー(1巻目の主人公)の家族。


無事コロニー防衛軍を年期いっぱいつとめあげて引退したペリーは、妻ジェーン(元特殊部隊)とともに、とあるイナカっぽい星で行政官としてまったりと大岡裁きをぶっぱなしていた。
そこへ、新しいコロニー、これまでにない十もの星から様々な民族が集まってつくるコロニーのリーダーに夫婦でなってくれ、との依頼が昔の上司から届き、ふたり+養女のゾーイはコロニー「ロアノーク」へと赴くことに。

西洋史にちょっと興味のある人なら、え、なにそのネーミング…と思うかもしれません。
あんのじょうロアノークでの暮らしはやがて壮絶なサバイバルとなり、星系間の陰謀の焦点となり…

いやー今回も、あれよあれよの面白展開で面白かった。

主人公の安定した人格(老人だからな)と、会話に見られるユーモアのセンスが素晴らしく、とんでもない展開があっても嫌味を感じなくてよい。
四巻目も読もう、うん。

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