宇野朴人著。

戦闘シーンも多く、手に汗握る巻には違いない。そして騎士団の仲間たちをゆるがす、大きな転機も終盤にどかんと。…だが、そこで親の七光りですか…

大事な人間のためなりふり構わずというのはわかるが、信頼の強い絆が、どういう道をたどって結ばれたのか、もう少し過去話で描いておいてくれたほうがいいと思うよ(これはずっと思ってた。終盤の大演説の前になんとかすべき)。姫さんに対する1巻末の主人公の姿勢にはフォロー(解説)がやっと入ったが、出来杉女騎士については、二人の才覚が傑出していてそれを互いに知っているため、ってだけではちょっと…
アマゾンとかでは評価が高いが、すこしがっかりしました。

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