でれすけ忍者 江戸を駆ける (光文社時代小説文庫)
2014年7月11日 読書
幡 大介著。
主人公は山育ちの少年忍者、ただしもはや泰平の世になってて、ケイコをつけてくれる養父からして「忍びなんて得になることなど全くないからな」とまずクギを刺してくる。それなりに鍛錬はしているが、弱冠十七歳の田舎者は、急に白河の山奥から江戸へと召し出されて、ひたすら右往左往するばかりである。そんな彼の内実をしらず、「忍びなんかすたれた世の中」ゆえ、忍者が江戸へやってきたときいて、すわどう対応したらいいんだ!殺られる!怖ろしい、おぞましい…と過剰反応する周囲が笑える。
そんななかで、世のため人のため自分のため「忍び」に邪魔者(田沼意次)を暗殺させようと、結構本気な江戸屋敷の若君が、これまたヘンテコ。
なんだかとてもヘンなノリのユーモア忍者小説。
すごーく面白いというわけでもないが、どう決着をつけるのか。続き、早く出ないかな。
主人公は山育ちの少年忍者、ただしもはや泰平の世になってて、ケイコをつけてくれる養父からして「忍びなんて得になることなど全くないからな」とまずクギを刺してくる。それなりに鍛錬はしているが、弱冠十七歳の田舎者は、急に白河の山奥から江戸へと召し出されて、ひたすら右往左往するばかりである。そんな彼の内実をしらず、「忍びなんかすたれた世の中」ゆえ、忍者が江戸へやってきたときいて、すわどう対応したらいいんだ!殺られる!怖ろしい、おぞましい…と過剰反応する周囲が笑える。
そんななかで、世のため人のため自分のため「忍び」に邪魔者(田沼意次)を暗殺させようと、結構本気な江戸屋敷の若君が、これまたヘンテコ。
なんだかとてもヘンなノリのユーモア忍者小説。
すごーく面白いというわけでもないが、どう決着をつけるのか。続き、早く出ないかな。
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