ベン・アーロノヴィッチ著。ロンドン警視庁特殊犯罪課の三冊目!

たらたらした独特のテンポで続く、伝統の英国ファンタジーというにはポップでエスニックで大胆なポリス・ミステリファンタジー、なんかやめられなくなってきました。

オバマに似てると揶揄されるハーフ・アフリカ系英国人警官のピーター。上司のナイティンゲール警部のもとで魔術を修業しながら、フツーの捜査チームとの連携をピリッと皮肉なユーモアをまじえて語ってゆく。これはなかなかナイスですよー。立ち位置のわかりにくい川の女神連はあまり出てこなくて警察の捜査のほうに重点がいってるので、そこがイイ。とかいってもまだ最後までは読んでないんだけど。一巻目で大変な目にあったレスリー嬢も相変わらず頭が良くて口が悪くて(荒っぽいという意味ではない)、イイ味だしてます。

もう、ついていきますよーこのシリーズ…

コメント

nophoto
G3
2014年6月18日19:57

あ、やっぱりイイデスカ?(^^ ボースン殿が良いと仰るならOkですね!
早速、2冊目から買ってきます、ありがとうございます!
ところで、スコットランドの小説で、監視対象と言うのが出てます。これも結構良いですよ! そんな訳で近頃ウィスキーばっかり呑んでます(^^V

ボースン
2014年6月20日0:54

こんばんわ、G3さま。
英国伝統の持って回ったユーモアのセンスが光る語り口、ぜひ楽しんでください。

「監視対象」は未読です。そもそもイアン・ランキンはまだ読んだことなくて。でも先日のオススメ「KGBから来た男」は面白かったので、トライしてみようかな…

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