小椋春歌著。

友好国であるはずのヴァルダン王国へ向けて、ヴァルダンの王子とともに旅をするアレクとモニカ。ところが謎の勢力に襲われて?
他国のお家騒動に巻き込まれたらしく、今回、えらく筋が複雑になってきました。読み始めた時はどうなるかと思ったけど、著者それなりにうまく交通整理をしつつ、脇筋で色々笑わせてくれるという、なかなか器用なところを発揮。アレクの暴走をモニカが操縦するという構図から、主人公たちの成長も適当に盛り込まれて、ネタとしては1巻で終わってても不思議のないシリーズを、うまく引きのばしています(けなしてない)。

あと二冊ほどで実はもう完結しているシリーズ。
二作目はどうなるのかな~
先が楽しみな作者さん♪です。

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