三原順著。

日曜日に行った実家にこのシリーズが何冊かあったのを見て、図書館で借りてみる。なつかしい。
この表紙はまだまだ幼いうちの4人組だなー。棚にあったうち後半だけ借りた。最終巻は貸出中だったので予約。

今風じゃないけど華麗な描き込みの凄い、そしてせりふや独白の書き込みがもっと凄い、ギャグもはさみつつも結構人工的な重ーい思索&苦悩のドラマ。重くてくどい(理屈が)、けれどもクセになるシリーズであった。

グレアム、アンジー、サーニン、マックス、四者四様にきっちり鮮やかに違う個性を描き分けてるのはいいよね。最初はただのお豆だったマックスも、シリーズの後半からハッキリと存在感が出てきたし。
ちなみに私はだんぜんアンジー派(笑)

リーダー格の一見優等生君グレアムが意外に根が病んでるので、道化てみせながらも必死で4人組の絆を支えようとするアンジーをついつい応援してしまうという(笑)

コメント

Kei Schreier
2013年9月27日18:28

リアルタイムで読者でしたねぇ・・・。中高生のときは、全プレの筆箱使ってた覚えがあります。
まだ「ライトノベル」っていう分野が存在しなかったから、マンガの枠で展開されたのであろう重さ。
後半になってくるにつれて、吹き出しの中を読むのがすごく億劫になってきたのを覚えています。丁度、受験が重なって、あまりきっちり漫画を読みこむ時間に使えなくなってきていたこともあったからですかね。
高校生になって、70年代のポップスの歌詞が結構引用されているのを発見してにやにやしたものです。「ああ、この歌知ってる!」って。

再読したくなってきました。

ボースン
2013年9月28日0:32

いやもー重い重い(笑)
でも、ちょっと忘れられない個性的なマンガでしたよね。

とはいえ私のほうはポップスにちっとも知識がなかったので、あとからわかって…というのもあんまりなかったです。残念(^^;)
音楽以外の引用はまだしも…

>再読したくなってきました。

しましょしましょ♪

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