田中啓文著。

巻頭をかざるホームズ・パスティーシュ「スマトラの大ネズミ事件」をかわきりに、大石りく(内蔵助の妻)、小泉八雲、アルセーヌ・ルパンなど、さまざまな有名人が探偵する短編集。
なかでも、世界一萌えない探偵小説タイトル!といえるのは「名探偵ヒトラー」であろう(爆)

けっこうホラー寄りで、5作中3作で生首が飛び交うが、オチは脱力系のダジャレだったりする。まあ田中さんだからな。ホラー&ホラ。勿論例外もあるけど。
小泉八雲の話が一番余韻があってよかったかな。でも私、ホラ耐性は十分だがホラーはやや苦手なので、期待ほどではなかった。

田中さんって結構好きで、先日も図書館で開かれた講演会を聞きに行ってきたのだが(笑)

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