ロイス・マクマスター・ビジョルド著。

いにしえの大会戦で失われ、迷っていたあまたの魂。
精霊憑きとなったイングレイとイジャダのなすべきこととは…

五神教世界の、宗教的な部分が論理的で気持ちがよい。ここはビジョルドの個性ですねえ。

あーあ、やっぱり下巻は一気読みになってしまった。
またまた寝るのが遅くなってしまった(T^T)
罪作りな作家です。ビジョルド。
「チャリオンの影」「影の棲む城」よりは落ちるけど(だから本当は★4と★3のあいだくらいかな?)、基本的にレベルがとても高いのでハズレがないなあ毎回…。

こー言っちゃなんだけど、大長編型のSF/ファンタジー米国女流作家で大物というと、今の日本での売れ筋はコニー・ウィリスなんだろうけど、絶対ビジョルドの方がうまいな。というか読んでる間ずっと面白いな。ウィリスは全ての伏線が集束してくる終盤は盛り上がるけど、引っ張るのが長すぎてちょっとやりすぎじゃないかと時々思う(軽くイラつく)。ビジョルドは中盤から十分面白くて仕方がない。創元さん、もっとうまくビジョルドとその訳者をプッシュしてあげたらいいのに。

と思いつつ「オール・クリア」の順番待ち(図書館の)をしている。一応待ってる。
でもビジョルドのマイルズものの邦訳の続きを、もっと待ってる。


…待ってるといえば、レンタルビデオのネット配信。
もう少し種類が増えてくれないものかなあ。
ウチの接続が光に変わって、自信を持ってアクトビラとかtutayaTVとか使える状態になったのに、私が見たいようなクラシック映画がぜんぜんラインナップにない。郵送でのツタヤオンラインやぽすれんとかには、ジュネス企画の作品なんかも結構はいってきて、あなどれない内容になっているけど、ネット配信はまだまだだなあ。
街のレンタルショップ店頭在庫程度のモノしかないなあ。残念。

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