なにわの海の時空館再訪。
2013年3月7日 日常 コメント (3)ン年ぶりになるのかな。
3月10日(日)までで閉館と決まった、「なにわの海の時空館」へ久々に行ってきた。
トレードセンター駅前で降りて、オズ岸壁で、これも橋下市長に売り飛ばされる帆船「あこがれ」のすぐ横まで行って、最後に未練がましく…しばらくウロウロする。
相変わらず美しいが、航海予定がないためだろう、セイルは取り去られているようで、…痩せちゃったなあ、と思う。
一般公開時に甲板に上がったことはあるが、セイルトレーニングに一度も申込まないでいるうちに大阪市が手放すことになってしまった。
なんかヤバそうだから今年度中、この三月には申し込もうと思っていただけに、年度途中で事業打ち切りといきなり決まったときは、かなり落ち込んだ。
もっともっと早く体験しとけばよかったんだけど、私もイイ年だから、多少体力面の不安があったんだよ…
家族持ちだから1日のみの航海プランでないとちょっと申し込み辛かったし。
(1日コースとか一泊二日コースとか1週間くらい行くのとかいろいろだった…)
しかしそもそも、何のコネも係累もない一般ピーブルが、ふと思い立って個人で申し込めるセイルトレーニングのできるフネって、日本ではほぼこの「あこがれ」だけだったんだ。
どこに売り飛ばされるにしても、きっとそんな形でのセイルトレーニングはやってくれないだろう。
痛恨、てやつは、この年になると何個もたまってくるが、これも、そのひとつ。
…買いたい時が買うべき時。
…トライしてもいいかな~って程度の時が、トライすべき時…
人間ってなかなか懲りないけど、今度こそ学ばないとな…
「なにわの海の時空館」は、かなり昔に、帆船小説好きの仲間たちとつどって見に行った。
(昔といっても2000年にできた施設なので知れているが…)
きゃーきゃー盛り上がって展示を見て回った。ヨットシミュレータが特に楽しかったが、これは数年前に中止になってしまった。これ乗るためにまた行こうかな、と思ったりもしていたのに…
場所が悪くて損をしているが(もより駅から結構歩く)、帆船好きには文句なく楽しめる施設だ。
世の中帆船好きはそう多くないということか。石原慎太郎なら趣味で残してくれたか?
エントランス棟から、地下(海底)トンネルをくぐって館内に入る。トンネルの天窓から大阪湾の魚が泳いでいるのが見えたりする。今日はクラゲも見えて面白かった。
帆船小説好きには最上階の4階『海がつなぐ世界の文化』の展示だけで満足できてしまう。
1983年の大阪帆船まつりがらみの展示もある。この帆船まつりも、自分にとって(多分前回一緒だった仲間たちにとっても)大変なつかしいものである。
大阪を誇らしく感じられるイベントだった。
3階から下は、海×大阪がテーマなので、もう少し地味だ。ただし、復元された菱垣廻船がとーんと鎮座しており、大阪の水運海運の歴史の展示がいろいろある。前来た時より私も、トシのせいか仕事がらみで少し大阪史の知識が増えたからか、今回は3階以下の展示に結構興味をそそられつつ見た。
…これ、海洋博物館というより、かなり、郷土資料館だよ?(少なくとも3階以下は)
水の都と言われた大阪の、水運海運の歴史をていねいに見せようとしてる。ジオラマだの映像だの勿論菱垣廻船だの。体験型のアトラクションというか展示というかは、何だかかなり以前よりも減ってしまっていて、これは閉館直前だからなのか、既にお金のかからない方向にリニューアルしまくっていたからなのか。
それでも地味ななりに、水都大阪の歴史をビジュアルに分かりやすく学べるし、そもそも島国のくせ海に関心の薄い日本人のこと、水運海運という切り口から郷土史を学ぶ施設、というのは少ないと思う(普通の郷土史資料館として大阪歴史博物館、というのは、一応別にある)。まあ、そういう切り口で郷土史を学べるようなある程度大きい市は限られているだろう。
郷土史を知る施設として、収益の多寡だけで切るべきものでもないと感じた。
市長は酷評してるらしいが…
そもそも、大阪市に住もうともしない人だもんね。
かつて楽しく見て回った仲間たちの中には、もうこの世にいない人もいる…
施設内に蛍の光が流れ始めると、ちょっと泣けそうになってきた。
ローテンションにならざるをえない。
どんどん大阪が、何もない、つまらない町になってゆく…
3月10日(日)までで閉館と決まった、「なにわの海の時空館」へ久々に行ってきた。
トレードセンター駅前で降りて、オズ岸壁で、これも橋下市長に売り飛ばされる帆船「あこがれ」のすぐ横まで行って、最後に未練がましく…しばらくウロウロする。
相変わらず美しいが、航海予定がないためだろう、セイルは取り去られているようで、…痩せちゃったなあ、と思う。
一般公開時に甲板に上がったことはあるが、セイルトレーニングに一度も申込まないでいるうちに大阪市が手放すことになってしまった。
なんかヤバそうだから今年度中、この三月には申し込もうと思っていただけに、年度途中で事業打ち切りといきなり決まったときは、かなり落ち込んだ。
もっともっと早く体験しとけばよかったんだけど、私もイイ年だから、多少体力面の不安があったんだよ…
家族持ちだから1日のみの航海プランでないとちょっと申し込み辛かったし。
(1日コースとか一泊二日コースとか1週間くらい行くのとかいろいろだった…)
しかしそもそも、何のコネも係累もない一般ピーブルが、ふと思い立って個人で申し込めるセイルトレーニングのできるフネって、日本ではほぼこの「あこがれ」だけだったんだ。
どこに売り飛ばされるにしても、きっとそんな形でのセイルトレーニングはやってくれないだろう。
痛恨、てやつは、この年になると何個もたまってくるが、これも、そのひとつ。
…買いたい時が買うべき時。
…トライしてもいいかな~って程度の時が、トライすべき時…
人間ってなかなか懲りないけど、今度こそ学ばないとな…
「なにわの海の時空館」は、かなり昔に、帆船小説好きの仲間たちとつどって見に行った。
(昔といっても2000年にできた施設なので知れているが…)
きゃーきゃー盛り上がって展示を見て回った。ヨットシミュレータが特に楽しかったが、これは数年前に中止になってしまった。これ乗るためにまた行こうかな、と思ったりもしていたのに…
場所が悪くて損をしているが(もより駅から結構歩く)、帆船好きには文句なく楽しめる施設だ。
世の中帆船好きはそう多くないということか。石原慎太郎なら趣味で残してくれたか?
エントランス棟から、地下(海底)トンネルをくぐって館内に入る。トンネルの天窓から大阪湾の魚が泳いでいるのが見えたりする。今日はクラゲも見えて面白かった。
帆船小説好きには最上階の4階『海がつなぐ世界の文化』の展示だけで満足できてしまう。
1983年の大阪帆船まつりがらみの展示もある。この帆船まつりも、自分にとって(多分前回一緒だった仲間たちにとっても)大変なつかしいものである。
大阪を誇らしく感じられるイベントだった。
3階から下は、海×大阪がテーマなので、もう少し地味だ。ただし、復元された菱垣廻船がとーんと鎮座しており、大阪の水運海運の歴史の展示がいろいろある。前来た時より私も、トシのせいか仕事がらみで少し大阪史の知識が増えたからか、今回は3階以下の展示に結構興味をそそられつつ見た。
…これ、海洋博物館というより、かなり、郷土資料館だよ?(少なくとも3階以下は)
水の都と言われた大阪の、水運海運の歴史をていねいに見せようとしてる。ジオラマだの映像だの勿論菱垣廻船だの。体験型のアトラクションというか展示というかは、何だかかなり以前よりも減ってしまっていて、これは閉館直前だからなのか、既にお金のかからない方向にリニューアルしまくっていたからなのか。
それでも地味ななりに、水都大阪の歴史をビジュアルに分かりやすく学べるし、そもそも島国のくせ海に関心の薄い日本人のこと、水運海運という切り口から郷土史を学ぶ施設、というのは少ないと思う(普通の郷土史資料館として大阪歴史博物館、というのは、一応別にある)。まあ、そういう切り口で郷土史を学べるようなある程度大きい市は限られているだろう。
郷土史を知る施設として、収益の多寡だけで切るべきものでもないと感じた。
市長は酷評してるらしいが…
そもそも、大阪市に住もうともしない人だもんね。
かつて楽しく見て回った仲間たちの中には、もうこの世にいない人もいる…
施設内に蛍の光が流れ始めると、ちょっと泣けそうになってきた。
ローテンションにならざるをえない。
どんどん大阪が、何もない、つまらない町になってゆく…
コメント
光あるうち歩まねばと(~_~;)励ましをいただけた感じです。
私も行きたかったな~
マストに登ったり(希望者)デッキを椰子のみで磨いたり(妄想)は日帰りじゃ難しそうだったけど、参加してみたかった・・・。
忙しいと余計に、ぼうっと時間を使ってしまいがちですが、毎日を大事に、大事にしていきたいですね!(それが難しいんですけども…)
>高村 あまね様
>あこがれ、事業終わっていたのですね。
そうなんです。まさか年度途中で、いきなり打ち切られるとは…
HPの航海予定表にはこの3月までのスケジュールが発表されていたのに。不意打ちでした(T^T)