大森望編集。

ツイッターで噂をきいて1冊目から借りてみました、日本SFアンソロジー。
前半はホロリとセンチな話やバカ話で快調。SFとはホラ話だなあ。
しかし、中盤から骨太なスカトロとスプラッタが入ってきてしんどくなったところで、難解な最前線SF群に突入してしまいました(汗)
今をときめく円城塔氏の…ワカラン…
最後の締め、これも噂の伊藤計劃氏の『屍者の帝国』オリジナル短編未完バージョンまでちゃんといくのかしら…(爆)

やわらかSF者な私にも面白かったのは、

シュレジンガーの侵略テーマSF「忘却の侵略」(小林泰三)、古典的ロマンチック「エンゼルフレンチ」(藤田雅矢)、と学会SFミステリ?「七歩跳んだ男」(山本 弘)、オタクの祭典SF「ガラスの地球を救え!」(田中啓文)。

特に大阪在住の自分にとっては南海電鉄が運行する宇宙船がツボでした、田中サン。
確かにこれはちょっと感動するかもね(編者前書き参照)。

「エンゼル…」は、ありがちかもしれないけど(フラグ臭に満ちてはいる)、やっぱりこういうのも入ってほしいです。うん。

SFは幅が広すぎてコワいジャンルだけど、そのうち2も借りてみることにしようっと。

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