E.W. ホーナング著。

紳士泥棒ラッフルズと、彼に窮地から救われて相棒となる、学校時代の後輩バニー。
古き良き時代のおっとりした雰囲気漂う冒険譚。
ホームズとほぼ同時代の作品だそうな。ついでに、作者はドイルの妹の夫だとか。

映画「犯人は誰だ」に出てきたマッケンジー警部、本編にもちゃんと出てたのね~
訳者のまえがきに「ボーイズラブ隆盛の現代だから」などという一文が出てきてのけぞったが、バニーが良心のどがめを感じたりハラハラドキドキしたりしつつも、ラッフルズの魅力に振りまわされている描写には、うーん、当たらずとも遠からず…と思った。

イギリスだしねえ…

同じ怪盗紳士でも、女性から見て魅力的、なルパンとは一味違う。男性から見て魅力的なラッフルズなのであった(そりゃ女性にもモテるだろうけど…)。

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