プラハへ
プラハへ
朝、未練がましくソーセージ&パンを駅の売店で買って飛び乗る。食堂車があるのは知ってるんだけど、ドイツはもうここまでだから(笑)

予約していた一等車は、六人座れるコンパートメント。こういうコンパートメント車の廊下にはつい萌えてしまいますね。
強面の黒髪ドイツ人…なんか、通りかからないけどさ(笑)
ベルリン-プラハ-プダペストと、三つの国の首都を結ぶ特急EC(ユーロシティ)なのに、パスポートチェックすらないようで、ユルユルでした。かえって残念?

エルベ川沿いの車窓風景をしばし楽しんだあと、憧れの食堂車へ。
チェコでもドイツでもなくハンガリー風、なのだそうですが、グーラッシュとか結構かぶるメニューがあるんですよね中欧。朝昼兼用で美味しくいただきました。カードが使えないときいて、ユーロが残り少なかった我々はギクリとしましたが、円で支払いOK。おお、円は強し!
ちなみに食堂車には、黒髪強面イケメンはいなかったが、若い金髪ポニテのイカスお兄さん二人が楽しそうに飲み食いしてて、ちょっと目に優しかった♪
エロイカ×2とまでは言わないが。むしろ、仲良しこよしぶりが聖☆おにいさんを連想(笑)。
…あ、二人ともTシャツ着ていたからか!淡いヒゲもあったし。

ドレスデンからプラハまで、意外と近くて二時間余。
プラハに着くと、あたりは一変してチェコ語だらけになる。当然であるが。
英独仏伊くらいまでは、見た目である程度意味や読み方の見当もつくのだが、さすがにチェコ語は違和感ばりばり、読めません。一瞬腰が引けましたね(^^;)
駅のピクトグラム(絵文字マーク)にムチャクチャありがたみを感じたり…

…と、ちょっと腰が引けた両親を尻目に、ここで底力を見せたのは中三の息子だった!
路線図にじーっと見入った後、「んーー、こっちのB路線で一駅行ってC路線だね」「C路線の乗り換え口はこっちみたいだよ?」「方角(駅と比べて)からするとホテルはこっちでしょう」
と、先頭切って知らない街を開拓してゆく!
確かに普段から、各種鉄道の駅ごとのミニ時刻表のコレクションが趣味で(当然ゴマンと鉄道路線図を見ている)、「歩く時刻表」と言われている、三代続き、純粋培養鉄道マニアの息子だが、何と真っ先にチェコ語の路線図を分析・理解したもよう…

うおおお、出来杉くんだ、ここに出来杉くんがいたー!

…と、親バカ二人も気を取り直し、ホテルを探し当てて荷物を預け、この日はプラハ城観光とあいなりました。プラハは建築が見ごたえある街ときいていたけど、丘の上のお城も街もみな素敵。
ピーカン晴れの中、すばらしい一日でした。

…と思いきや、晩方、市内に戻ってきたら急に雨も降りだしたんですけどね。
日がかげったとたん急に寒くなってきたので、オミヤゲ屋でストールを買ったとたんに降り出した。これを巻きつけてかなりしのげたのもラッキー。
PASHMINA(パシュミナ)のラベルがついていたのは、多分パチモンだとおもうけどなあ…
こんな安いパシュミナはないんでないかい。でも買ってよかった♪

パシュミナというとほんとはトルコ方面だよね。近いからかな…

レストランに飛びこんで夕食を食べるうちに雨はマシになったので、ホテルに帰ってバタンキュー(死語)。
毎日、限界まで歩きまわってる一家。B型家族だからこのへんは歯止めが効かないの(笑)

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