ヴェルニゲローデ(1)
ドイツ二日目(実質初日)
死んだように寝て、8時台の列車で出るべく7時に起床。ビュッフェスタイルの朝食は、いかにもドイツ的にソーセージやチーズが色々揃って美味。ただし驚くほど野菜が少ない。バナナを取って、Nutella(ミニパックがしっかり並んでいた)を塗ってチョコバナナ化して食べるとこれがまた美味。癖になりそうだ(食物繊維も取れるしね)。

ヴェルニゲローデへ向かう列車にのりこむと、なんと同じ車両に日本人旅行者お二人連れが(「地球の歩き方」を持っているのてわかる)、目的地も同じとのことでビックリ。駅で別れて、次の日も朝ばたっと出会って挨拶だけして、その後も楽しく旅行されているのかな?一応「地球の歩き方」には出ているし、鉄道ファンむけの本やTV番組で紹介されたりはしているが、日本ではたぶんマイナーな存在。ネットで引いてもあまり情報はなかったから…でも、やっぱり、知る人ぞ知る、なんですね。
昼ごろヴェルニゲローデに着き、お目当てのブロッケン山へ登るSLは片道二時間近い行程。列車はそこそこの入りで家族連れも多数。この日に限らないが、犬連れの旅行者がどこにでもいるのもドイツならではなんでしょうか。犬種はチワワにブルドッグにシェパードにと多彩。皆ヘタな幼児よりお行儀がよろしい。
お天気は日が差したり雨がパラついたりと不安定でしたが、山は不安定で普通なので充分好天と言えたでしょう。心配していた山頂の寒さも大したことなかったし。男二人、特に夫はかなり興奮していたようで、山頂でどのくらい過ごすかをめぐって軽くひとモメ。早くヴェルニゲローデの街を見たかった私と、魔女の踊り場とかいう岩場を見たかった夫で割れて、遅いほうの列車になりましたが、岩場はそれほどたいしたことなかったし、山頂の眺望を楽しんだらそんなに粘らずに戻ってもいいと思いました。街のたたずまいはとても可愛らしくて魅力的でしたから!
木組みでカラフルな中世的な建物が、ゆるゆるとカーブした歩道に沿って連なり、中心にそびえる(笑)ちいさいけれど可愛い市庁舎前広場へつながるどの道をとっても雰囲気あり。

街に戻ってホテルを探し出したら7時過ぎてたのが残念なくらい。とはいえ緯度が高いので、8時頃でも結構あたりが明るいのですが。この日の夕飯は「ソーセージ尽くしだからたまには」という息子の希望を入れて、宿への道で見かけたイタメシ屋。私が頼んだプロシュートのトルテリーニが一番美味しかったかな♪クリーミーなソースが意外としつこくなくて。あ、ピザ・ナポリターナも美味しかったですよ。VENEZIA、とかいう店でした。
例によって食べすぎ気味となり、宿へ戻ると全員フッとベッドの上でしばらく意識を失っていましたが。よく歩いたしな…

ここは有料WiFiのみだったし、設定とか迷った末結局接続はやめちゃった。お疲れだもんね。
(ネット無料な宿ばかりにしたいのだが、トリプル取れる宿はどうしても限られるのであった)


ハルツ登山鉄道についてはこちら
http://www.hsb-wr.de/

コメント

nophoto
たけだ
2012年8月7日7:28

ボースン様

私は、ドイツはフランクフルトに一泊しただけなのでいつかは長期で旅行をしたいと思っていますがなかなか果たせません。

1942年という時期にもかかわらずUFAが製作した『ほら男爵の冒険』は、非常に良くできた作品です。DVDは、日本でも発売されていますがジュネス企画なので買う気はしません。

ドイツでは2枚組のDELUXE EDITIONが出ているようです。
値段は、ドイツAMAZONで58.23ユーロ。

ボースン
2012年8月7日7:50

こんばんわ、たけださま(そちらでは昼間なのでしょうが…)。

海外はあちこち行かれてそうなのに、ドイツには縁が少なかったとのこと。意外です。新婚旅行とか、夫が海外研修に出かけていたときにとか、今回とか、いつも数日ずつで長期旅行とまではいけてない私ですが、いつ行ってもドイツは素敵です。いつの日にか、ぜひどうぞ!

ちなみにDVDとか捜す間は全くないです(爆)…ははははは…

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