大崎梢著。

人事異動で、スクープ狙い週刊誌からローティーンの女の子むけ雑誌「ピピン」の担当になった新見青年。
文芸の編集者志望だったこともあり、ついていけない感にさいなまれつつ着任するが…

意外に?ミステリーじゃなかった。ぜんぜん。お仕事小説。
新見君も、気持ちはわかる、男が急にこういう職場にかわったらそりゃなかなかなじむのは大変だろうというのはわかるが、失敗が多すぎる残念君。まあその失敗がスリルとサスペンスを呼び一気に読まされたといえば読まされたんだけどね(^^;)

プリティな雑誌作り現場にただよう一抹のほろにがさ、これがリアルというもんだろうか…
新見くらい気の回る男でもこんなんだから、私なんか新職場で、うーっ、うーっ、…周囲に迷惑かけつつ自爆してしまいそうで、ちょっぴり悲しくなったのは私の勝手な事情です(^^;)

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