修羅場な俺と乙女禁猟区 (ファミ通文庫)
2011年12月15日 読書
田代裕彦著。
性格の悪い大富豪の“養子”な主人公(目立たぬ高校生男子)は、突然“義父”の思いついたゲームに放り込まれて右往左往。
いきなり五人の婚約者候補(全員可愛い)と引き合わされて、一人を選べと言われたところまではまだしも、「彼女たちは、本当は我々を殺したいほど憎んでいる(実家をつぶされたとか何とかで)。が、うち一人だけはお前を愛している」。真に愛情のある婚約者を選べ、とのことだが、“ゲーム”に勝つため5人全員、カラダを張って主人公にアピールし続けるのである。
最近よくあるハーレムロマコメにひとひねり追加したヘンな設定につられて読んで見た。
…まあまあ…かな…。
「キリサキ」とか、トンデモ設定のミステリ・ラノベを書いてた人だけに、だんだん「誰を選ぶべきか」が推理ゲームみたいになってくる。そこそこ笑えるし、主人公が一人にしぼりたくなってきた終盤は結構盛り上がるが、後味がいいのか悪いのかよくわからない(笑)
ただなあ…
主人公、なんで、「キミ、俺のことを愛してるって、なぜ愛してるの?」と五人に向って聞かないの?
主人公と五人は初対面なのだ。でも、「愛してる」というからには、「これこれの事情で実は以前に会ったことがあって…」など、何か特殊な事情があるんじゃないか普通?
そこがどうにも、引っ掛かる。
「五人ともが憎んでいるが、誰か一人に“愛してる”と言わせろ」とかいうゲームならわかるんだけど、ね…
性格の悪い大富豪の“養子”な主人公(目立たぬ高校生男子)は、突然“義父”の思いついたゲームに放り込まれて右往左往。
いきなり五人の婚約者候補(全員可愛い)と引き合わされて、一人を選べと言われたところまではまだしも、「彼女たちは、本当は我々を殺したいほど憎んでいる(実家をつぶされたとか何とかで)。が、うち一人だけはお前を愛している」。真に愛情のある婚約者を選べ、とのことだが、“ゲーム”に勝つため5人全員、カラダを張って主人公にアピールし続けるのである。
最近よくあるハーレムロマコメにひとひねり追加したヘンな設定につられて読んで見た。
…まあまあ…かな…。
「キリサキ」とか、トンデモ設定のミステリ・ラノベを書いてた人だけに、だんだん「誰を選ぶべきか」が推理ゲームみたいになってくる。そこそこ笑えるし、主人公が一人にしぼりたくなってきた終盤は結構盛り上がるが、後味がいいのか悪いのかよくわからない(笑)
ただなあ…
主人公、なんで、「キミ、俺のことを愛してるって、なぜ愛してるの?」と五人に向って聞かないの?
主人公と五人は初対面なのだ。でも、「愛してる」というからには、「これこれの事情で実は以前に会ったことがあって…」など、何か特殊な事情があるんじゃないか普通?
そこがどうにも、引っ掛かる。
「五人ともが憎んでいるが、誰か一人に“愛してる”と言わせろ」とかいうゲームならわかるんだけど、ね…
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