放課後はミステリーとともに
2011年9月12日 読書
東川篤哉著。
鯉ヶ窪学園探偵部副部長、「霧ヶ峰涼」君の周囲のミステリーなあれこれ。
主人公は推理より野球の方が実はうまかったりするのではという疑惑もあるが、ベタな脱力系ギャグが詰まった、まったりのんびりした感じの学園ミステリ連作でした。
本屋大賞取った前作よりかなりテンポもゆるやか。こっちのほうが本来路線なのかな。あとで調べるとこの高校を舞台にしたものが他に二冊も出てるらしい。
「謎解きはディナーのあとで」の本屋大賞でブレイクしたわけだけど、なんかその反動のようにアマゾンとかで叩かれまくっているのは何なんでしょうね。そこまでヒドいとは思わないんだけどな。軽快なお笑いミステリとして私はそれなりに評価してたんだけど。私、しょーもない話好きだし(笑)
なまじ賞取らないほうが幸せだったのか?本屋大賞のイメージに合わないんだろうね。…いや、話題になって平積み売れ売れ、印税はガバっと増えるから、やっぱ取るほうが幸せか(笑)
すごい傑作とかは思わないけど、ときどき虚をつかれてアハハ、となるので嫌いではないです。最初の話なんかも、登場人物の大半がさりげなく野球関連名字だったんだけど、その中の「宮田」氏が「八時半に用があるから早じまいしよう、と言い出したからうんぬん」というくだりがあり、「あっ八時半の男か!」と、次の日になってから笑っていた私(←古い)。
最初は「そんなにおもしろくない」と感じたのだけど気がついたらどんどん最後まで読んでいました(笑)
若い人より、古い人間のほうが笑えていいかもしれないですね。
鯉ヶ窪学園探偵部副部長、「霧ヶ峰涼」君の周囲のミステリーなあれこれ。
主人公は推理より野球の方が実はうまかったりするのではという疑惑もあるが、ベタな脱力系ギャグが詰まった、まったりのんびりした感じの学園ミステリ連作でした。
本屋大賞取った前作よりかなりテンポもゆるやか。こっちのほうが本来路線なのかな。あとで調べるとこの高校を舞台にしたものが他に二冊も出てるらしい。
「謎解きはディナーのあとで」の本屋大賞でブレイクしたわけだけど、なんかその反動のようにアマゾンとかで叩かれまくっているのは何なんでしょうね。そこまでヒドいとは思わないんだけどな。軽快なお笑いミステリとして私はそれなりに評価してたんだけど。私、しょーもない話好きだし(笑)
なまじ賞取らないほうが幸せだったのか?本屋大賞のイメージに合わないんだろうね。…いや、話題になって平積み売れ売れ、印税はガバっと増えるから、やっぱ取るほうが幸せか(笑)
すごい傑作とかは思わないけど、ときどき虚をつかれてアハハ、となるので嫌いではないです。最初の話なんかも、登場人物の大半がさりげなく野球関連名字だったんだけど、その中の「宮田」氏が「八時半に用があるから早じまいしよう、と言い出したからうんぬん」というくだりがあり、「あっ八時半の男か!」と、次の日になってから笑っていた私(←古い)。
最初は「そんなにおもしろくない」と感じたのだけど気がついたらどんどん最後まで読んでいました(笑)
若い人より、古い人間のほうが笑えていいかもしれないですね。
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