ローマ人の物語 (5) ― ハンニバル戦記(下) (新潮文庫)
2011年9月5日 読書 コメント (2)
ハンニバルVSローマ。天才ハンニバルにがしがしやられながらも土俵際で粘り続けるローマ。やがてローマにもスキピオという名将が誕生する…
ある意味では、ローマ人の粘り腰こそ一番すごいものだったのかも。
もちろん戦闘また戦闘の面白さでぐいぐいひきずられる上中下ですが。
そして救国の英雄スキピオを心おきなく弾劾する大カトー、の第二次ポエニ戦役後のくだりは、カエサルの運命の予兆ともいえるんですね。なるほどなあ…
ある意味では、ローマ人の粘り腰こそ一番すごいものだったのかも。
もちろん戦闘また戦闘の面白さでぐいぐいひきずられる上中下ですが。
そして救国の英雄スキピオを心おきなく弾劾する大カトー、の第二次ポエニ戦役後のくだりは、カエサルの運命の予兆ともいえるんですね。なるほどなあ…
コメント
という小説の主人公は、有名なローマ軍の剣を手入れしながら
▲このタイプの剣がイベリア系だという説には反対だ。ぼくは剣闘士がつかう剣が元だと思う▲
・・・・・という風に心の中でつぶやいていました。これはおそらく作者のつぶやきなのでしょう。
闘技場につめかける客は、皆、接近戦を見たがったそうです。だから闘士は短い剣を持たされることが多かった・・・・・と、いうのですがね。
あちら(欧米)では、なんらかの形でキリストに関わった人間を主人公にしたドラマって、好きですよね。映画「ベン・ハー」だってそうだし「バラバ」ってのもあるらしいですね。キリストのかわりに十字架から救われた悪党のバラバ…