Mister Big (1943)

2011年8月29日 映画
Mister Big (1943)
Mister Big (1943)
Mister Big (1943)
1943年、チャールズ・ラモント監督作品。日本未公開。

豆スープのような霧の向こうに観賞(爆)
いや、米国からとりよせたあやしいDVD-Rなんですが、せっかくのドナルド・オコナー(&ペギー・ライアン&グロリア・ジーン)作品ながら、画面も音声もボケてるわこっちもセリフ聞きとる集中力に欠けているわ(昨日は普段の倍タップレッスンをしてきましたから楽しい中にもグロッキー気味)で、なんかぼーっとしたまま見終わりました。

話は例によってたあいなく。音楽と演劇の学校につどうドナルド(オコナー)、ペギー(ライアン)、パトリシア(ジーン)。学校ではクラシック音楽と古典演劇を指導しているが十代の生徒たちはもっとハジケたいと考える、のはまあ世の常である。古典偏重の理事(それともスポンサー?)の目を盗み、音楽教師ロバート・ペイジも実はポピュラーソングの作曲をしていたとわかったので味方に引き込んで、ドナルドの書いたミュージカル・ショーを上演しようとする生徒たちだが…。

今回もペギー・ライアンは「お友達」でオコナーの本命はグロリア・ジーン。ベタベタしてくるペギーちゃんにつれないドナルドの態度が笑えるがセリフがハッキリしないと十分に笑っていいのかどうか迷ったりして(^^;)
肝心のダンスナンバーも、この映画のはわりとYouTubeに上がっているので、思ったほど新鮮なものはなかった。とはいえ、最後にギリシア悲劇の「アンティゴネー」をやると見せかけておいてまさかのギリシア的衣装でタップやアクロバティックなダンスをやったりするのはちょっと珍しかったかな。"Jivin’ Jacks and Jills"も結構目立つフィーチャーをされていて、オコナー&ライアン以外のメンツも派手に踊ってる(たぶんトミー・ロールもまじってる筈)。まあこの時点でのオコナーは、ダンサーとしてはまだそんなにテクニシャンな感じではないので…

ああ、今回も、まあなかなか叶わないだろうけど…ユニヴァーサル、英語字幕つき正規盤出してくれたらなあ!!!…でした。

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