アイフル大作戦
アイフル大作戦
アイフル大作戦
今度は「アイフル大作戦」を見てみた。これもコメディ調探偵ドラマ。
うーんなつかしいね。しかし、やっぱり「俺たちは天使だ!」に比べると、より時代を感じちゃうね。まあこっちの方が70年代でも最初のほうのはずだから。

http://www.youtube.com/watch?v=IcwYzpaPCNk

しかし、丹波哲郎が、イイ。
女探偵学校長・小川真由美との、オトナ男女なビミョーなやりとりが何とも素晴らしい。
キザさとオヤジさの絶妙ブレンド!クサいセリフをあえてぬけぬけと棒読み調でかますコメディセンスには惚れます。
日本人としては破格にソフト帽がお似合いだが、後年のトレードマーク・トレンチコートは必ずしも着ていなくて、軽やかにアクションしている。

これに比べると、Gメン75あたりのハードボイルドな役どころなど、結構誰にでもできると思うんだがなー…。

コメント

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オンリー・ザ・ロンリー
2011年6月19日18:44

ちょっとご無沙汰コメントです。
最近、丹波哲郎のDVD、「切腹」、「仇討」(VHSからDVDにして)を観てその大きな存在感、重量級のド迫力を堪能しています。 
新東宝が倒産して、結果オーライの代表格です(笑)。

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なにわすずめ
2011年6月19日19:01

こんばんわ。タンバリンという愛称で晩年はすっかりお茶目路線でしたけど、このヒトって、若かりし頃はソラもー、いいオトコでしたからねえ・・・。
年とってからも、ジジくさくなくて素敵でした。
私も、キイハンターは毎週楽しみに見てました。
TV[三匹の侍」にも出ていたと記憶しています。
英語ぺらぺららしいですし、どことなく日本人離れしていますが、時代物でもカッコよかったです。
いったい、どういう経路であんな霊界交信するようなキャラに変わっちゃったんでしょう???

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オベリックス
2011年6月19日20:40

「アイフル大作戦」のオープニング、エンディング映像へのリンクを貼っておいて下さって、ありがとうございました。「バーディ大作戦」のオープニング、エンディングもアップされてたので嬉しかったです。やはり丹波さん主役の「バーディ大作戦」、良いですねえ。DVDになってレンタル屋に並んでほしいです。

ボースン
2011年6月19日22:26

こんばんわ、皆様

>オンリー・ザ・ロンリー様
倒産して結果オーライ?(笑)
TVでこそ人気が爆発したってことでしょうか。
邦画あまり見ていないせいで、実は丹波さんの映画はほとんど見ていないのです。
とにかく、いい意味で「鈍」なところが存在感たっぷりでしたね。どの役柄でも丹波哲郎は丹波哲郎って(笑)
「鈍」なんだけどトボけた味も出せるのがますますお気にいりでした。ソフト帽は言うに及ばず。

>なにわすずめ様
小学生の時から私もファンでした(笑)
千葉真一よりも谷隼人よりも丹波リン。(ゆうこりんみたいですな)
邦画では見てないのですが「007は二度死ぬ」はTVで見ました。日本のスパイ組織のボスという役どころ、ヘンに日本的でなくて素敵でしたよ(笑)
いわゆる美形ではないんですが、どこかバタくさい、独特の男の色気がありましたよね。

>オベリックス様
YouTubeには昔のドラマの映像が結構あって嬉しいですよね!「アイフル」の次が「バーディ」でした。ヒット作になったのは「Gメン75」以降だそうですが(その前のキイハンターは別として)、コミカルなこの二作にも、もっとスポットライトが当たってくれてもいいんじゃないかと思う私です。、

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オベリックス
2011年6月19日23:03

>小学生の時から私もファンでした(笑)
すごいですねえ。私は子どものころはやはり、一番共感しやすい、つまりグループの中で年少で若造な、「キーハンター」なら谷隼人さん、「アイフル」「バーディ」なら川口厚さんを応援してたような気がします。「Gメン」も最初は原田大二郎さんや岡本富士太さんといった、若手が応援の対象だったと思います。丹波さんのファンになり始めたのは高校生以降でした。
ただ、丹波さんは出演作がむちゃくちゃ多いのに出演シーンが短く、追っかけるには根気が必要なんですよね(まるでクリストファー・リーです)。そういった意味では「人間革命」「続人間革命」は、内容はともかく、全編出ずっぱり、しゃべりっぱなしの丹波さんが堪能できる貴重な2本です。創価学会からDVDが出ているので、名古屋支部まで買いに行きました(笑)。
普通の丹波さんなら「砂の器」が一番オススメかもしれません。若いころのスマートな丹波さんなら、石井輝男監督の「恋と太陽とギャング」はDVDも出ています。高倉健主演ですが、私の中では丹波さん映画です。

ボースン
2011年6月20日0:10

>私は子どものころはやはり、一番共感しやすい、つまりグループの中で年少で若造な

まあそれが普通ではないかと思います。老け専な私?
ただ、キイハンターの丹波さんはオジサマなんだけど敵の女スパイといちゃいちゃ危ない駆け引きをしたりと、オトナの男の色気を味あわせてくれたのがソソったんですね(笑)

>普通の丹波さんなら「砂の器」が一番オススメかもしれません。若いころのスマートな丹波さんなら、石井輝男監督の「恋と太陽とギャング」

…あ、思い出しました。「砂の器」はTVで以前見たんでした。ただ、やっぱりシリアス一本より(力演でしたが…)、お茶目でお洒落な丹波さんが見たいので「恋と太陽とギャング」にツバつけすることにします!レンタルにあるかな…?
ネットでお洒落な写真を見つけたのでちょっと期待…
blog-imgs-29.fc2.com/t/i/a/tianbianstar/20051102020720.jpg

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なにわすずめ
2011年6月20日23:32

「恋と太陽とギャング」これ、すごく見てみたいです。
監督がこの人なら、ゼッタイ面白いと思います。
タイトルからして、おシャレすぎませんか?

この写真、どっかでこういう場面を見たことあるなあ・・・。
アニメルパン3世?(笑)

ボースン
2011年6月21日0:35

確かにルパン3世ぽいポーズだ…(笑)

どうでもいいけど、職場の近くに、どことなく丹波哲郎に似たオジサマがおります。
しゃべりかたもちょっとだけ似ているので、なんとなく嬉しいのでした★

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たけだ
2011年6月22日3:02

みなさま

新東宝出身の両巨頭といえば丹波哲郎と天知茂でしょうか?
二人ともTVで人気を確定した所も共通しています。

宇津井健も新東宝出身ですが、上の二人よりは少し落ちる?

女優では池内淳子、三矢歌子あたりが有名でしょうね(若い人は知らないよね)。

最近、天知茂が吸血鬼を演じた新東宝作品を見ましたが、かわいそうなくらい真剣に演じていました。

ボースン様が喝破したように「棒読み丹波」ですが、『砂の器』の丹波は良かったですね(若い刑事を演じたのは現千葉県知事でしたでしょうか?)。


丹波のエピソード:交通違反で警官に止められたとき『Gメンの丹波だが?』と言ったそうです。

ボースン
2011年6月22日8:05

丹波氏は妙なエピソードは山ほどあるようですね。セリフも覚えないんで有名だったと聞いたことがありますが、しかし棒読みに味があるというのは、これこそ個性派名優というやつなんではないでしょうか。

>最近、天知茂が吸血鬼を演じた新東宝作品を見ましたが、かわいそうなくらい真剣に演じていました。

なんか目に見えるような気がします。

私もほとんどTVでしか見ていませんが、天知茂ってすごく「濃い」役ばかりなイメージはありました。顔も濃いですけど。

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なにわすずめ
2011年6月22日18:38

こんばんわ。天地茂。懐かしい!
この人って、いつも眉間に皺寄せて、神経質そうなキザなイメージがあるんですが、悪役もこなせば善人もこなし、本人はとても家庭的な人だった・・・って、どこかウィドマーク様に通じませんか?(笑)

なぜか時代物のイメージも強く、「四谷怪談」では色悪の魅力ぷんぷん、「眠狂四郎」では、雷蔵よりも目立ってました。
タンバリンほどの豪快さはなくって、小粒ってかんじでしたけど。

丹波氏の棒読みは、ゼッタイ狙ってやってますよね。
照れ隠しかな?

最近、カダフィ大佐を見るたびに、丹波氏に似てると思うのは私だけでしょうか・・・・・

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オベリックス
2011年6月22日21:16

天知茂さんも大好きな俳優さんです。一番好きなのは新東宝時代の石井輝男監督作品「黄線地帯-イエローライン」。話の内容はアラン・ラッドが殺し屋を演じた「拳銃貸します」にちょいと似てまして、天知さんが殺し屋を演じてます。「恋愛なんて足の早い食い物みてえなもんだ。放っとけばすぐに腐っちまう」とか、名台詞をポンポン放ちます。
新東宝時代でもう1本好きなのは小野田嘉幹監督の「女王蜂の逆襲」です。これは天知さんが“無鉄砲の政”と名乗る風来坊のようなヒーローを演じる映画で、日活アクションなら小林旭が演じるようなキャラクターに扮しています。「黄線地帯」ではニヒルな感じの殺し屋で、そっちのほうがピッタリなんですが、無鉄砲の政ではちょっと軽い、コミカルな味を見せてまして、それもまた好ましく感じました。
テレビで活躍するようになってからは何と言っても「非情のライセンス」が有名ですが、残念ながら1話も見てません。「江戸川乱歩の美女シリーズ」、時代劇「江戸の牙」はDVDを持っているくらいのお気に入りシリーズです。

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たけだ
2011年6月23日1:30

みなさま

丹波が新東宝を去ったの理由は、社長の大蔵貢と喧嘩して首になったと記憶しています。

映画は東映での出演作をは色々見ていますが、松竹で、どことなく山師を思わせる清河八郎を演じた『暗殺』が印象深いですね。


天知茂は、新東宝時代では『地獄』と『東海道四谷怪談』というグロを突き抜けた名作2本が何と言ってもすごかった。大映時代では座頭市と奇妙な友情で結ばれる平手造酒を演じた『座頭市物語』、市川雷蔵の父親を演じた『斬る』が印象深いです。

ボースン
2011年6月25日23:27

>カダフィ

…うーむ…
似てないと言いきれないのが哀しい(笑)

あとはすみません、私の乏しい邦画知識ではコメントしかねます。
いやーみなさんちゃんと邦洋両方みてらっしゃるんですよねえ。すごい。

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たけだ
2011年6月26日22:03

ボースン様

ところで、私は最近エジプトに戻りました。
もどったらTMCは、観られなくなっていました。残念。

日本で3枚3000円コーナーで仕入れた『復讐鬼』をいつ観ようか、迷っています。

ボースン
2011年6月27日7:26

またまた海外、お仕事ご苦労様です!
日本も急激に暑くなってきましたが、やはりエジプトの方がキツイでしょうか。
(でもかなり暑さの質が違うそうですね。あちらは乾燥しいるから…)

>もどったらTMCは、観られなくなっていました。残念。

うわ残念…
待遇改善要求したいとこですね(^^;)

フィルムクラシックスは最近時々、妙に安く手に入りますね。楽しんでくださいまし(<『復讐鬼』)。

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