クラウディウス帝死後、発見された2巻目に戻ってティベリウス帝の晩年&カリグラ帝篇を読む。

それにつけても、カエサルやアウグストゥスの域には達しないまでも、それなりに真面目でちゃんとした政治を行ったティベリウスやクラウディウスが人気なくて、即位後しばらくのカリグラやネロが大人気(最期はもちろん人気なんか消滅してるが)、なんて、ローマ帝国の連中は困ったものである。まあ、かなり隙のなかったティベリウスに比べれば、クラウディウスは悪妻のムチャクチャを抑えきれないという欠点はあったけど、…色々ハンディを背負って生きてきたことを思うと誰かもっと親身に助けたれよ!とか思うんだけどね。

まあ、ローマ帝国の皇帝ってのは、東洋の専制君主とくらべると凄く実働要員というか激務だったんだなあというのは新発見でした。
そんなところに血の継続性を持ち込みたがったのが結局アウグストゥスの数少ない?欠点だったというのか。
…残念…


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