二巻目に入ってもティベリウス篇だった。
人気なかったらしいけど、イイ味でてるわーティベリウス帝。
有能なのに愛されない、人の気持ちも気にしない、孤高のプライドはアルプスよりも高く、でも若い頃には恋女房とアウグストゥスの手で引き裂かれた過去がって、なかなかイロイロあるじゃないですか。

…と、晩年のちょっとやさぐれたティベさんを気持ちよく読んでいたのだが、家に帰るとなんと職場に忘れてきていた。しゃーない、と、三巻クラウディウス篇に勝手に突入する。だって二巻の後半、カリグラなんてどーせうっとーしいことしかやってないんじゃないの?

クラウディウス帝もR.グレーヴズの伝記以来ちょっとファンなんだよね(笑)
足が不自由で言語障害もあって、もう歴史の表舞台になんか出る予定なかったのに、もののはずみ?で皇帝位につけられちゃってからは、意外やおそ咲きのがんばりを見せてくれる(実はインテリの歴史研究家だったから)…って、なんか面白いじゃないですかー。
そりゃ、カエサルだのアウグストゥスだのの域に達しろてのはムリがあるけど、どーせ私は知性派びいきだし★

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