幡大介著。

大富豪同心第二弾。金力と人脈と隠し芸が三大武器な主人公・卯之吉だが、ミステリー?としては前作より手が込んでいると言えなくもない。とはいえ主人公はニコニコしているばかりでさしたる気概はなく、気がつくと回りがお手柄のお膳立てをしてくれているのだ。それでも、揃ったネタを結び合わせて解決に到達するのは主人公自身なので、まあいいか。基本的にはユーモア時代物。気楽で気持ちの良い読後感はホントは★3.5くらいかな。


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