The Milkman
2011年3月3日 映画 コメント (2)
1950年、チャールズ・T・バートン監督作品。日本未公開、モノクロ。
ドナルド・オコナー、ジミー・デュランテ共演のコメディ。
字幕無しで見たので、聞き取れなかった内容は下記のシノプシスから脳内補完。
http://www.tcm.com/tcmdb/title.jsp?stid=83493
Milkman。そう、ずばり牛乳配達人のことである。
ロジャー(オコナー)は大きな牛乳会社の社長の御曹司。が、WW2従軍中のトラウマのため興奮or動揺するとちゃんと喋れなくなる(アヒル声しか出ない)ことがあるため、本人は一人前に仕事につきたいのだが心配性の父親に反対されていた。ロジャーは久しぶりに再会した年上の友人ブリージー(デュランテ)に頼みこんで、彼の働くライバル牛乳会社に身元を隠して入社する。一目ぼれした社長の娘クリス(パイパー・ローリー)とはすぐに仲良くなれたが、ロジャーは過剰なやる気が空回りして失敗を繰り返し(本人のせいでない事件もあるのだが、えらくまたドジっ子だ…)、それをかばってブリージーがクビになりかける。「悪いのはブリージーでなく自分ですから」とスポンサーに直談判にでかけたところ、今度はギャング絡みの殺人事件に巻き込まれ、ロジャーのミルクマンライフはそりゃもう大騒ぎ…
ま、最後はもちろん八方ハッピーエンドですけどね(笑)
ブリージー、車がかつての牛乳配達馬車のように口笛を吹くと走ってくるよう改造してあったり、部屋にも妙な自動調理器があったり、なんだか発明家みたいなのでへぇーっと思ったが、アヒル声含め色々盛り込んだ要素が案外生かされていない。結局ロジャーのドジっぷりとドタバタがメインになっているのがコメディとしてもちゃち感ありなのだが(いくらなんでも彼はちょっと頼りなさすぎだと思う…可愛いけど…(爆))、オコナーが3曲歌い踊ってくれるのでそっちで一応満たされる(あと1曲はデュランテのソロ)。
嬉々として最初の牛乳配達にとりかかる主人公(オコナー)の爽やかな"The Early Morning Song"、パイパー・ローリーと夜の公園で踊る"It’s Bigger Than Both Of Us"(彼女の方は踊りは苦手らしくオコナーについて歩いてるだけ、とも見える(笑))、タップ全開のデュランテとのデュオ"That’s My Boy"も楽しい(いかにもデュランテっぽい歌でもある。デュランテは歌メイン、念のため)。いやまあ、どの曲もそんなにメジャーな感じじゃないのだが、歌・踊りともにオコナーのこの爽やかさは何度見ても癒されるものがあります(笑)
鼻を振りたてて元気と愛嬌をふりまくデュランテは、まあ、嫌いじゃないです。オコナーのサッパリ感とは好対照なのでコンビとしては悪くない感じかな?
オコナーの歌や踊りの好きな人は見てソンはないでしょう。
YouTubeにダンスナンバーはみなアップされているので、小さい画面でいいならそれで済ませても済みそうだけど(^^;)
http://www.youtube.com/watch?v=Mrg2YU2rajQ
http://www.youtube.com/watch?v=aT8wwACX1rk
http://www.youtube.com/watch?v=Vo4rsuWV44M
ドナルド・オコナー、ジミー・デュランテ共演のコメディ。
字幕無しで見たので、聞き取れなかった内容は下記のシノプシスから脳内補完。
http://www.tcm.com/tcmdb/title.jsp?stid=83493
Milkman。そう、ずばり牛乳配達人のことである。
ロジャー(オコナー)は大きな牛乳会社の社長の御曹司。が、WW2従軍中のトラウマのため興奮or動揺するとちゃんと喋れなくなる(アヒル声しか出ない)ことがあるため、本人は一人前に仕事につきたいのだが心配性の父親に反対されていた。ロジャーは久しぶりに再会した年上の友人ブリージー(デュランテ)に頼みこんで、彼の働くライバル牛乳会社に身元を隠して入社する。一目ぼれした社長の娘クリス(パイパー・ローリー)とはすぐに仲良くなれたが、ロジャーは過剰なやる気が空回りして失敗を繰り返し(本人のせいでない事件もあるのだが、えらくまたドジっ子だ…)、それをかばってブリージーがクビになりかける。「悪いのはブリージーでなく自分ですから」とスポンサーに直談判にでかけたところ、今度はギャング絡みの殺人事件に巻き込まれ、ロジャーのミルクマンライフはそりゃもう大騒ぎ…
ま、最後はもちろん八方ハッピーエンドですけどね(笑)
ブリージー、車がかつての牛乳配達馬車のように口笛を吹くと走ってくるよう改造してあったり、部屋にも妙な自動調理器があったり、なんだか発明家みたいなのでへぇーっと思ったが、アヒル声含め色々盛り込んだ要素が案外生かされていない。結局ロジャーのドジっぷりとドタバタがメインになっているのがコメディとしてもちゃち感ありなのだが(いくらなんでも彼はちょっと頼りなさすぎだと思う…可愛いけど…(爆))、オコナーが3曲歌い踊ってくれるのでそっちで一応満たされる(あと1曲はデュランテのソロ)。
嬉々として最初の牛乳配達にとりかかる主人公(オコナー)の爽やかな"The Early Morning Song"、パイパー・ローリーと夜の公園で踊る"It’s Bigger Than Both Of Us"(彼女の方は踊りは苦手らしくオコナーについて歩いてるだけ、とも見える(笑))、タップ全開のデュランテとのデュオ"That’s My Boy"も楽しい(いかにもデュランテっぽい歌でもある。デュランテは歌メイン、念のため)。いやまあ、どの曲もそんなにメジャーな感じじゃないのだが、歌・踊りともにオコナーのこの爽やかさは何度見ても癒されるものがあります(笑)
鼻を振りたてて元気と愛嬌をふりまくデュランテは、まあ、嫌いじゃないです。オコナーのサッパリ感とは好対照なのでコンビとしては悪くない感じかな?
オコナーの歌や踊りの好きな人は見てソンはないでしょう。
YouTubeにダンスナンバーはみなアップされているので、小さい画面でいいならそれで済ませても済みそうだけど(^^;)
http://www.youtube.com/watch?v=Mrg2YU2rajQ
http://www.youtube.com/watch?v=aT8wwACX1rk
http://www.youtube.com/watch?v=Vo4rsuWV44M
コメント
この映画、You Tubeだとなんだか、人物やモノが動くたびに、輪郭線がストライプ状になっていましたが、画像はヤッパリこんな感じですか?
いいなあ~!
DVDの映像は、シャープではないですがYouTubeのようなあんな波打ちはないです。一か所だけ映像の乱れがあったけど比較的害のない場面で、ほんのわずかでした。
"The Early Morning Song"で、Youtubeだと新聞受け取るところでブレがありますがDVDではソレもないです。あと、これもeBayで買ったDVD-Rなせいか、リージョンの壁がありません。正規盤の方が(出たらですが)きっと綺麗なんだろうけど、そこんとこは便利。