枡野浩一著。

勉強イマイチ(国語はそこそこ良い)、運動ドツボな高校生ショウは運動音痴ということで「うんちゃん」と皆から呼ばれている。
人づきあいもちょっぴり苦手な、デリケート?な彼は、何かと言うと、こんな自分は自殺しちゃったほうがいい、自殺するんだ、と考えて、でも"自殺"というコトバを口にするのは憚られるので"時差!""時差!"と小声で叫ぶのが口癖だ(笑)

気になる彼女は柔道部のスター。彼女にすっかり見下されているだろうと思うと毎日がブルーだが、無理やり水泳部に入れられちゃったり、意外な才能が明らかとなり引っぱりだこになったり、高校生の日常は思いのほか千変万化していって…

おかしくて、時にしみじみ、時にニヤニヤの青春小説。
時代設定が、よく読むとさりげなく25年くらい前なんだけど…

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