Words And Music (1948)
2010年10月29日 映画 コメント (6)
1948年、ノーマン・タウログ監督作品。日本未公開、カラー。
ううっ、ストレスがたまっていたせいか…オフの一日でDVD二枚見てしまいました。
いかん。仕事も持って帰ってるのに。
米盤ミュージカルDVDボックス、"Classic Musical from the Dream Factory volume 2"(英語字幕あり/リージョンオール!) 収録分より、最後に残った一作を視聴。
(参照http://13374.diarynote.jp/200902271555324824/)
ロレンツ・ハート&リチャード・ロジャースの作詞作曲コンビの伝記映画。もちろん半世紀前のハリウッド製伝記映画だから、好き勝手に史実は変えている筈なのでフィクションとして見ればヨシ。見所は勿論、このコンビの名曲群を歌い踊るゲストスターたち(一部は実名一部は役名で登場する)のパフォーマンス。ジーン・ケリー、ジュディ・ガーランド、ペリー・コモ、リナ・ホーン、ジューン・アリスン、ヴェラ・エレン、ベティ・ギャレット、シド・チャリシー、アン・サザーン、と豪華絢爛。
そして、ハートがミッキー・ルーニー、ロジャースがトム・ドレイク。
午前中ユニヴァーサルのB級白黒ミュージカルを見て午後コレを見ると、さすがに豪華さ加減が全然違うな、と思います。コレで製作年度が同じなのかッ!
ただ…私にとっては、それほど好みのスターがいるわけでもないんですね(^^;)
既に「ザッツ・エンタティンメント」シリーズである程度見ているナンバーもあり、ストーリー自体はてきとーなので、ミュージカルは好きなんだけど時々退屈に感じました(笑)
一番良かったのはジュディとミッキーが久々に?一緒に唄い踊る"I Wish I Were in Love Again"。ミッキー・ルーニー、老け始めてるのはさておいても元々濃いキャラなわりに歌声に嫌みがないのがいいですね。冒頭「マンハッタン」をちょっと歌う場面もあった。
学生時代にコンビを組んだ二人、だんだん売れ出して、超売れっ子になって、ロジャースは奥さん(ジャネット・リー)もらって幸せな家庭を持つけどハートは好きな娘にふられて背の低いコンプレックスや孤独感で心身を病んで大ヒット続きの陰で早死にし、追悼コンサートがエンディング。中盤少し飽きていたけど、終盤のルーニーの熱演にはつい見入ってしまった(^^;)
まさかルーニーにさらわれるとは思わなんだ(私の中で。世間一般的にはさらってないかな)。
アンディ・ハーディBOX、やっぱ見てみたいような面倒くさいような。日本盤出ないよネエ。
ルーニー以外だとやはりジュディのソロと、ケリー&ヴェラ・エレンの「十番街の殺人」でしょうか、私的には。珍しくいなせなお姉ちゃんなヴェラ・エレンがカッコイイ。アパッシュダンス(最近覚えた(笑))のテイストが入ってるのかな、ただまあ、私の日記を読んでる人ならご想像つくでしょうが、例によって私モダンバレエっぽいのよりタップの方が好きなもので…。
ううっ、ストレスがたまっていたせいか…オフの一日でDVD二枚見てしまいました。
いかん。仕事も持って帰ってるのに。
米盤ミュージカルDVDボックス、"Classic Musical from the Dream Factory volume 2"(英語字幕あり/リージョンオール!) 収録分より、最後に残った一作を視聴。
(参照http://13374.diarynote.jp/200902271555324824/)
ロレンツ・ハート&リチャード・ロジャースの作詞作曲コンビの伝記映画。もちろん半世紀前のハリウッド製伝記映画だから、好き勝手に史実は変えている筈なのでフィクションとして見ればヨシ。見所は勿論、このコンビの名曲群を歌い踊るゲストスターたち(一部は実名一部は役名で登場する)のパフォーマンス。ジーン・ケリー、ジュディ・ガーランド、ペリー・コモ、リナ・ホーン、ジューン・アリスン、ヴェラ・エレン、ベティ・ギャレット、シド・チャリシー、アン・サザーン、と豪華絢爛。
そして、ハートがミッキー・ルーニー、ロジャースがトム・ドレイク。
午前中ユニヴァーサルのB級白黒ミュージカルを見て午後コレを見ると、さすがに豪華さ加減が全然違うな、と思います。コレで製作年度が同じなのかッ!
ただ…私にとっては、それほど好みのスターがいるわけでもないんですね(^^;)
既に「ザッツ・エンタティンメント」シリーズである程度見ているナンバーもあり、ストーリー自体はてきとーなので、ミュージカルは好きなんだけど時々退屈に感じました(笑)
一番良かったのはジュディとミッキーが久々に?一緒に唄い踊る"I Wish I Were in Love Again"。ミッキー・ルーニー、老け始めてるのはさておいても元々濃いキャラなわりに歌声に嫌みがないのがいいですね。冒頭「マンハッタン」をちょっと歌う場面もあった。
学生時代にコンビを組んだ二人、だんだん売れ出して、超売れっ子になって、ロジャースは奥さん(ジャネット・リー)もらって幸せな家庭を持つけどハートは好きな娘にふられて背の低いコンプレックスや孤独感で心身を病んで大ヒット続きの陰で早死にし、追悼コンサートがエンディング。中盤少し飽きていたけど、終盤のルーニーの熱演にはつい見入ってしまった(^^;)
まさかルーニーにさらわれるとは思わなんだ(私の中で。世間一般的にはさらってないかな)。
アンディ・ハーディBOX、やっぱ見てみたいような面倒くさいような。日本盤出ないよネエ。
ルーニー以外だとやはりジュディのソロと、ケリー&ヴェラ・エレンの「十番街の殺人」でしょうか、私的には。珍しくいなせなお姉ちゃんなヴェラ・エレンがカッコイイ。アパッシュダンス(最近覚えた(笑))のテイストが入ってるのかな、ただまあ、私の日記を読んでる人ならご想像つくでしょうが、例によって私モダンバレエっぽいのよりタップの方が好きなもので…。
コメント
ミュージカルとユニヴァーサルってちょっと結びつかないですね。
トーキー導入直後は、何本もミュージカルを製作したようですが、その後のフランケンシュタイン等のホラー作品が有名になったのでミュージカルは何だか影が薄くなったのでしょうか。
1930年代には、ディアナ・ダービンも居ましたが、30年代と言えば、RKOのアステア+ロジャースになってしまうのは致し方ないとおもいます。
アステア&ロジャースを擁したRKOだの、星より多いスターを擁したMGMなどとはとても比べられはしませんが、数だけだとユニヴァーサルは一時とんでもない量のB級ミュージカルを生産していたようです。
某クラシック映画掲示板で(笑)、Imdbからミュージカル製作統計を抽出して下さったかたがおられましたが、40年代だけユニヴァーサルの数字は突出して凄いことになっていましたね(一社だけ三桁突入、141本と…)。どういう計算なのかは存じませんが。ダービンも、40年代後半くらいまで結構な数のユニヴァーサル映画に出てます。
まあその141本も、ほとんどが日本未公開なのではという気もしますが(笑)
今某掲示板を観てきました。確かに突出していますね。
英語版WIKIを見ると
teenage musicals with Gloria Jean, Donald O’Connor, and Peggy Ryan (1942–43),という箇所がありました。
MGMのルーニー+ガーランド作品の仲間でしょうか?
オコナー+ライアンは、廉価版ルーニー+ガーランドという扱いだったようです。最初は"Jivin’ Jacks and Jills"というティーンズダンスユニットに入れられてた中で人気が出たのでコンビで売り出されたらしく、グロリア・ジーンはディアナ・ダービンの後釜少女ソプラノです。
最近オコナー+ライアン作品のDVDを入手したので時間が出来るのを楽しみにしているところです(字幕ないので)。
"Jivin’ Jacks and Jills"にはトミー・ロールやボブ・フォッシーもいたようなことをオコナーがインタビューで語っているので、あなどれませんね(笑)
このPRIVATEというのは兵卒という意味でしょう。
1942年製作の戦意高揚映画のようで、未公開なのも当然ですね。
そうか、戦意高揚や戦場の兵士の慰問用に軽いミュージカルが大量に作られた可能性は大いにありますね。
時代背景については、たけだ様のおっしゃる通りだと思います。戦時中ならではの大量生産なのでしょう。