Francis Goes to the Races
Francis Goes to the Races
Francis Goes to the Races
1951年、アーサー・ルービン監督作品。モノクロ、日本未公開。
一昨日の"Francis"シリーズ二作目です。当然英語字幕のみ。

前作のラスト(話が終わって、上司をピーターの家に招く場面)から、物語はスタート。

…そして、ソッコー場面転換。大きな荷物を持ち、田舎道をテクテクと、ラバと並んで歩きながらひとりごつピーター(ドナルド・オコナー)。
「なんでクビになったんだろう…」

…(^^;)
出だしは快調です(笑)

とある厩舎にさしかかったところで、"しゃべるラバ"フランシスは自分の遠縁に当たる競走馬Sir Gallantに出会い、意気投合。「自分はここでやって行けそうだから、町に戻って銀行員の職を取り戻したら?」と、クールなんだか思いやりなんだかビミョーなことを言うフランシスですが、フランシスの入れ知恵のおかげで、具合の悪い馬の原因を当てたり競馬場で勝ちまくったりのピーターは、厩舎の娘(パイパー・ローリー)から、今経営が大変なので力を貸して、と懇願されてポウっとなり、馬のことなど知らないのに厩舎に勤めることに。一方、彼の異常な勝ちっぷりにFBIもノミ屋のボスも目をつけて、怪しい、と逮捕しようとしたり彼を利用しようとしたり、大騒ぎ。

先の読めない展開が続き、目の離せないシナリオではありますが、同時にごちゃごちゃしてもいます。やっぱり続編の常として、一作目ほどではないかな。でも、一人と一匹のラブラブっぷりは可愛い(中段の写真、色っぽすぎです(笑))。こんなんじゃピーター、一生結婚できないんじゃないかとも思えるが…

ちゃんと歌うシーンなどは、やはり、今回もなし。
ちょびっとだけ、歌って誤魔化したりとかフランシスとデュエットするとかは無くもなかったですが。残念。

そこそこ楽しめたので、ついつい、そのままディスクを裏返してシリーズ三作目に突入してしまいました。
おいおい…

http://www.amazon.com/Adventures-Francis-Talking-Races-Covers/dp/B0001FVDQE

コメント

nophoto
オベリックス
2010年10月4日22:18

こんばんわ、でございます。
なんとまあ、楽しそうな作品。未公開というのが残念無念です。
広川太一郎氏の吹き替えで見たかったような気がします。今ならさしずめ山寺宏一氏がアテそうですが。
「雨に唄えば」でもやっていますから、オコナーさん=広川氏でもいいし、フランシスでもいいのかな。原語を聞かずに妄想するのもなんですが。

ボースン
2010年10月4日23:06

こんばんわ。
ドナルド・オコナーの、いかにも人のよさげなキャラクターを生かした、おっとりと楽しいコメディ・シリーズです。
彼の主演作品って、ろくろく日本で公開されていないので、残念です。そもそもシリーズの一作目が入らなかったら、続きはもう難しいですよね…(涙)

ただ、意外とハメをはずした演技はしていないので、広川さんを起用すると逆に本来の作風からはずれるかもしれません。あとちょいおとなしく、羽佐間道夫さんとか?山寺さんは山寺さんで、何でもできそうですけど。

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