映画 視線のポリティクス―古典的ハリウッド映画の戦い
2010年5月2日 読書 コメント (4)
加藤幹郎著。
スタージェスと倫理規定(プロダクション・コード)、キャプラと戦時プロパガンダ、色々ありそで面白いが、15年ほど前のこの本のころは、なんかスタージェスってフツーの人がちっとも見れなかったのね。今はワンコインDVDが妙に色々出してるけど。サリヴァンの旅でもレディ・イヴでも楽勝な現代。
いいことなのだろうな。でも、VHSじゃ出てたのにちっともDVD化されないってケースもあるが…
まだ読み始めて三分の一なので、そんなしょーもない感想が先にきます(笑)
http://www.amazon.co.jp/%E6%98%A0%E7%94%BB-%E8%A6%96%E7%B7%9A%E3%81%AE%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B9%E2%80%95%E5%8F%A4%E5%85%B8%E7%9A%84%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84-%E5%8A%A0%E8%97%A4-%E5%B9%B9%E9%83%8E/dp/4480872833
<追記>
最後まで結構面白かった。四章は女性映画とノワールと時代性。形式と時代について考えながら映画を観るのも確かに面白そうだ。といってもたぶん自分は「論じる」などは二の次になってしまいそうだが(ミーハーだし)。次はジェローム・ロビンスの本が来てるので、映画系の読書はソレだな。
スタージェスと倫理規定(プロダクション・コード)、キャプラと戦時プロパガンダ、色々ありそで面白いが、15年ほど前のこの本のころは、なんかスタージェスってフツーの人がちっとも見れなかったのね。今はワンコインDVDが妙に色々出してるけど。サリヴァンの旅でもレディ・イヴでも楽勝な現代。
いいことなのだろうな。でも、VHSじゃ出てたのにちっともDVD化されないってケースもあるが…
まだ読み始めて三分の一なので、そんなしょーもない感想が先にきます(笑)
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<追記>
最後まで結構面白かった。四章は女性映画とノワールと時代性。形式と時代について考えながら映画を観るのも確かに面白そうだ。といってもたぶん自分は「論じる」などは二の次になってしまいそうだが(ミーハーだし)。次はジェローム・ロビンスの本が来てるので、映画系の読書はソレだな。
コメント
私にとって一番面白かったの『深夜の銃声』を取り上げた第4章です。
フィルムノワールに関心のある人は必読です。
三章の黒人向けプロパガンダ映画作家の話も面白そうですしね。薄い本ですがいいネタを盛り込んでいる感じです(『深夜の銃声』は未見ですが…そんなんばっかだな)。
先日「荒野の決闘二枚組」の映像特典についてコメントいただいた時には、この本一章の初稿から映画完成まで比較検討してるあたりを連想しました(笑)
『荒野の決闘』の特典映像を観たり、こういう本を読むと映画の作者って誰?という疑問がいつも湧いてきます。
画面にはまぎれもないホークスの刻印、フォードの刻印はあるにしろ真の作者は、まあ、当時のトータルなシステムとしか言いようがないんでしょうね・・・。
未だに信じている人がどの程度いるか解りませんがやっぱり「作家主義」は、それまで正当に評価されていなかったホークスやヒチコックを擁護する一つの戦略で、その役目はほぼ終えたと思うんですね。
スタジオシステム終焉後はもう少し、作家主義で語っても大丈夫なのかもしれませんが…(まあ、私はただのミーハーなので影響はすくないか?(笑))