さよならドビュッシー
2010年4月5日 読書
中山七里著。このミス大賞受賞作。
突然の火事で祖父と従姉妹を失い、自分も全身大火傷を負った少女。死ぬほど辛いリハビリに耐えながらピアニストへの夢を追おうとするが、その周囲には次々と事件が…
ミステリーだが、それより何より音楽スポ根!コレが読ませる。朝の二時までかかってついつい一気読み。それなりの仕掛けやどんでん返しもあり、読後あらためてページを繰りなおして伏線を確かめてニヤニヤしたりできるが、事件そのものより、大量の皮膚移植のリハビリもすんでいないため、すぐに痺れてきて数分しかもたない指でもっていかにしてコンクールを勝ち抜くか!?というヒロインの頑張りにページを繰る手を止められない。
イケメンコーチ、もといピアノのレッスンをしてくれる新進気鋭のイケメンピアニストがいわば探偵役だが、読み進むうち彼の性格も意外にぶっとんでいるのがわかる。成金を標榜する大立者爺ちゃんやクール&スパルタ整形外科医や、キャラ造形のメリハリがきいていてるのも魅力のひとつだ。
軽さはあるけど面白い。
楽しみな書き手がまた一人出てきましたね♪
突然の火事で祖父と従姉妹を失い、自分も全身大火傷を負った少女。死ぬほど辛いリハビリに耐えながらピアニストへの夢を追おうとするが、その周囲には次々と事件が…
ミステリーだが、それより何より音楽スポ根!コレが読ませる。朝の二時までかかってついつい一気読み。それなりの仕掛けやどんでん返しもあり、読後あらためてページを繰りなおして伏線を確かめてニヤニヤしたりできるが、事件そのものより、大量の皮膚移植のリハビリもすんでいないため、すぐに痺れてきて数分しかもたない指でもっていかにしてコンクールを勝ち抜くか!?というヒロインの頑張りにページを繰る手を止められない。
イケメンコーチ、もといピアノのレッスンをしてくれる新進気鋭のイケメンピアニストがいわば探偵役だが、読み進むうち彼の性格も意外にぶっとんでいるのがわかる。成金を標榜する大立者爺ちゃんやクール&スパルタ整形外科医や、キャラ造形のメリハリがきいていてるのも魅力のひとつだ。
軽さはあるけど面白い。
楽しみな書き手がまた一人出てきましたね♪
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