「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」の上映50作品が決まったようですね。

http://asa10.eiga.com/cinema/

プリントが入手困難なものは上映できない、という、素人にはわからないしばりもあるだろうけど、私なんかにとっちゃ結構新しいものが多いし。80年代以降排除するくらいの思い切りが欲しかったな(笑)
基本的には、あ、やっぱりな…というラインナップ(無難というかやれやれというか)。
「なんで○○はないの?」というのは、禁句にしておこう。

そんななかでも、へ?と思った一作がこれ。
「ショウほど素敵な商売はない」!
それほどの作品か?…でも…ある意味、その意外さ含め、50本の中で一番行きたいような気が。
モンロー効果で入ったみたいだけどモンロー以外のナンバーが好きだ。
アービング・バーリン万歳。DVDも、持ってるんだけどね(^^;)

…これ以外で行くとしたら、ビリー・ワイルダー作品かな。

禁句にしつつも意外だったのは、ジョン・フォード作品が一本もなかったこと。
そもそも正統派西部劇など皆無ですが(「明日に向かって撃て!」「ワイルドバンチ」のみ)、フォードは文芸的な名作も作ってるのにね。プリントないからなのかもしれんけど。
あと、トップ10の投票結果だけでなく、11位以下の投票結果も見たいのに、サイトには今のところ出てない。
落ちた候補にどんなのがあったかこそ面白いとおもうのだが、ケチケチしないでほしいです。

コメント

nophoto
たけだ
2009年12月2日9:51

ボースン様

まあ、こんなものでしょうね。
私のオススメは『フォロー・ミー』ですね。
今はもうありませんが昔ロンドンに有ったハマーフィルム二本立て専門映画館が出てくるあたりが映画ファンの心をくすぐります。
ミア・ファローは、あまり好きではありませんがこの作品と『見えない恐怖』は、面白い映画でした。

ボースン
2009年12月2日19:42

そう、まさに「こんなものでしょう」状態です(^^;)
『フォロー・ミー』は、見てないですが、音楽がリリカルで可愛らしいんですよね。
ミア・ファローで印象に残る映画というと「ナイル殺人事件」がありました。「カイロの紫のバラ」と合わせてある意味エジプトづいてる女優さんです。

nophoto
なにわすずめ
2009年12月2日22:07

ふーむ・・・・。この中で、大きなスクリーンで見てみたいのは「アラビアのロレンス」かなあ・・・私は。オマー・シャリフの登場シーンはなかなかのものだし。
「ワイルドバンチ」も捨てがたいかなあ・・・・
問題はフィルムの状態ですよね。
主演が某氏であれば、こないだの「シャイアン」みたいなフィルムだろうがなんだろうが、ルンルンなのですが(爆)

ボースン
2009年12月2日23:14

「ロレンス」も、いかにもな選出ですね。
このイベントはニュープリントでと言っていたような気がしますよ。

nophoto
たけだ
2009年12月3日10:47

なにわすずめ様

『ワイルドバンチ』では、パイクそれともソーントン、どちらがお気に入りですか?
サイクス爺さんを演じたエドモンド・オブライエンも良かったですね。

nophoto
なにわすずめ
2009年12月3日21:26

こんばんわ、たけだ様。
どちらもお気に入りというほどではないのですが(笑)、あえていえばバイクかな?記憶がとても曖昧なので誰がどうなっていたかよりも、なんか、画面から受ける迫力が印象に残っています。
正直、好きな作品とはいえないのですが・・・。

nophoto
たけだ
2009年12月4日9:52

ウィリアム・ホールデン、ロバート・ライアン、アーネスト・ボーグナインなどなどオッサン俳優目白押しの『ワイルドバンチ』は、ペキンパーが『ダンディー少佐』で製作者とけんかして数年干された恨みを画面に叩き付けたような渾身の一本です。
タッチの異なる『砂漠の流れ者』と2本立てで上映する映画館あれば最高なのですが・・・。

ボースン
2009年12月4日18:55

>タッチの異なる『砂漠の流れ者』と2本立てで上映する映画館あれば最高なのですが・・・。

二、三昔前には結構あった気が。その頃ペキンパーは結構自主上映や名画座でかかっていたように思います。私はペキンパーやシーゲルのようなタイプは苦手なので数作しか見てませんが(笑)
ちなみに、今日実家から一冊取ってきた昔の日記によると、「ワイルドバンチ」私も一応高三の晩秋にTVで見ているようです。が、中身は実はあまり覚えていないので、お話にまざれなくてすみません。

nophoto
たけだ
2009年12月4日20:58

ボースン様

シーゲルは、ペキンパーの師匠のような存在でして、確かに二人とも「ロマンチック」な作品は皆無の人達です。ペキンパーの第一作『荒野のガンマン』には少しだけロマンチックな所がありますが・・・・。
私は『ワイルドバンチ』を名画座で追っかけたクチで、10回ほど観ています。

ボースン様もなにわすずめ様も内容を良く憶えていないというのが不思議ですね。
長過ぎて厭きたということですか?

ボースン
2009年12月4日22:26

たぶん、飽きたわけではないようです。日記にはストーリーをある程度書いてあったし、その時はそれなりに、物悲しいラストに心を動かされていたぽいことを書いています(笑)
こういう言い方をすると胡散臭いですが"男のロマン"のようなものを感じたという記憶も一応あります。
再見したいと思わないのはむしろ、暴力描写に込められた美学というものに、興味が薄いからでしょうか。ミーハーなんですね(笑)

また、「覚えてない」件については、どうも私のノーミソが勝手にデリートしているタイトルがこの時期結構あるようです(^^;)
今のブログ日記と違って、遡って読み返すこともなかったようですし。一時期私生活の変化や映画界の世代交代などから、映画からも日記からも遠ざかっていたン年間があったのでここで消えたのかも。

同じ一冊に「アラビアのロレンス」をTVで視聴した日の記述もありますが、こちらは「ワイルドバンチ」よりもっと綺麗サッパリ記憶にないです。多少面白くても「趣味ではない」と思うとバッサリ、なのか?…でも、何でこんなイイもの見てるのに忘れてるんだ!というものもありました。
人の脳というのは摩訶不思議です(^^;)

nophoto
なにわすずめ
2009年12月4日23:24

こんばんわ。私も、すごく大昔に見たのに鮮明に覚えているものもあれば、見たことすら忘れている映画が本当に多いです。映画って、TVと違って、何度も見ると、毎回新しい発見があるような気がするんですね。やはり、作り手の熱意が違うのか、それだけ奥が深いのでしょうね。しかし・・・・
私の場合、役者の好みで見てしまうことが多いので(私も超、ミーハー(^^ゞ)、
興味の薄い役者さんが出てる場合は、ほとんど忘却の彼方・・・・

ただし、今回みたいに映画館で見る機会が出来たのなら、是非、もう一度改めて、「ワイルドバンチ」も「アラビアのロレンス」も見てみたいです。
オマー・シャリフのファンでもあるので、ロレンスはともかく、ワイルドバンチのほうは、好みのおっさんが出てるわけではないので、画面の迫力を再確認する目的で・・・。
でも、基本的に、40年代から50年代の古典的な西部劇こそ、大画面で見てみたいですね。

nophoto
たけだ
2009年12月5日14:52

『ワイルドバンチ』は、暴力描写を除いた部分で評価して欲しい作品の一本ですね。
この映画は、西部劇への挽歌だと私は考えています。

雲の撮り方等ちょっとジョン・フォードっぽいところもあります。

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