右田伊佐雄編。
仕事がらみでぱらぱら読んだが結構スゴかった。
いきなり「いーち、にぃ、さぁん、しー、」と数を数えるときの音程が採譜されていたのにはびっくりしたし。たしかにこの節回しは…そして、たとえば東北とか九州とかだとやはりメロディ違うのだろうか。
300余の短い曲(楽譜あり)と歌詞とがシッカリ詰め込まれている。ほんとはまだまだあったらしい。わらべ歌は、とことん貧しい土地では子供も仕事の手伝いばかりで遊ぶ余裕がないので発展しないらしいが(なるほど)、さすがに大阪は江戸とならんで多いらしい…

ちょっとだけ自分の覚えのあるものもあるし(私は兵庫県生まれだが、阪神間なので大阪とほとんど変わらない)、えーウソ違うんじゃない?というのもある。

そして、大阪に多いそうだが、わらべ歌、実はエロい歌詞、というものが案外あり、のけぞりながら読んだりする。しかし労作だ、ホント。

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