長い長い物語、終結。読み応えがありました~。
エンディングは、え、そうくるか、と思わぬではなかったけど…
クラシック音楽(声楽)という、黒人の血からはかけ離れた分野で才能を羽ばたかせる兄弟。いくつかの時間軸で並行して語られる父母とその家族の過去と、兄弟の現在にいつまでも重なってくる公民権闘争と何度でも繰り返される差別的判決。黒人の血が一滴でもあれば黒人の扱い、というアメリカン・ルールはいつまで続くのか。
『鳥と魚は恋に落ちることができる。けれど、愛の巣はどこに築くというのか?』
あと、主な語り手であるジョーイの恋愛場面で、ガーシュインの名曲“The man I love”がちりばめられていたのに、おっと思った。地の文にまぎれていた…とすると、ほかにもいっぱいそういうのがあったのかも。クラシックにしろアメリカン・ポップスにしろ、くわしければくわしいだけさらにこの小説から受ける印象は深くなってゆくのかもしれない。一大ミュージカルとして書かれているのかもしれない、コレは。
私のイメージの中の“The man I love”はたぶんジュディ・ガーランド版。…だけど、どこで見た分かな…「ザッツ・エンタティンメント」シリーズの中にあったかしらん…
エンディングは、え、そうくるか、と思わぬではなかったけど…
クラシック音楽(声楽)という、黒人の血からはかけ離れた分野で才能を羽ばたかせる兄弟。いくつかの時間軸で並行して語られる父母とその家族の過去と、兄弟の現在にいつまでも重なってくる公民権闘争と何度でも繰り返される差別的判決。黒人の血が一滴でもあれば黒人の扱い、というアメリカン・ルールはいつまで続くのか。
『鳥と魚は恋に落ちることができる。けれど、愛の巣はどこに築くというのか?』
あと、主な語り手であるジョーイの恋愛場面で、ガーシュインの名曲“The man I love”がちりばめられていたのに、おっと思った。地の文にまぎれていた…とすると、ほかにもいっぱいそういうのがあったのかも。クラシックにしろアメリカン・ポップスにしろ、くわしければくわしいだけさらにこの小説から受ける印象は深くなってゆくのかもしれない。一大ミュージカルとして書かれているのかもしれない、コレは。
私のイメージの中の“The man I love”はたぶんジュディ・ガーランド版。…だけど、どこで見た分かな…「ザッツ・エンタティンメント」シリーズの中にあったかしらん…
コメント
これは、しかし、原文は無理だろうなあ~~
次回の家からの本(マンガ)便にのっけてもらおうかなあ~~
あ、前文とまったく関係ないですが~来年の4月下旬には一時帰国できそうです^^
上下二冊で1000ページ超えてました(^^;)
原文で読むのは根性いりそうです。
>あ、前文とまったく関係ないですが~来年の4月下旬には一時帰国できそうです^^
わーい、そうなると今度こそ久々の「お茶会」を実現したいですね。追悼お茶会したいしたいと言いながら、何にもできぬまま秋を迎えているワタシ。…できるかなあ…
でも一時ってことは、まだしばらくはアッチでの生活メインですか?
本はかさばるし、取り寄せるには送料もばかにならないですよね。しっかり良い本にしぼって出会いたいところでしょう。私の読むものは軽いものが多いですが、参考になるならなによりです。本サイトにも読書コンテンツ作ってるんですが、そっちの更新はおくれがち(爆)