ウィンチェスター銃’73
2009年7月6日 映画
1952年、アンソニー・マン監督作品。モノクロ。
こんな有名西部劇をずっと見そびれていたので、オフタイムの本日鑑賞(レンタル)。
ドッジ・シティ。千丁に一丁の特別なライフル、ウィンチェスター銃を賞品に開かれた射撃大会に腕自慢たちが集まってくる。決勝に残ったリン(ジェームズ・スチュアート)とダッチ・ヘンリー(スティーヴン・マクナリー)の間には深い因縁が…。
仇であるダッチ・ヘンリーを追うリン、そしてウィンチェスター銃も一度は彼に奪われたるのだが、その後転々と様々な人の手へと渡ってゆく。非常に転変の激しいスピーディなシナリオが面白い。射撃大会を仕切るワイアット・アープ(ウィル・ギア)から始まって、抜け目のない武器屋(ジョン・マッキンタイア)、インディアンとの追いつ追われつ、そして戦闘、最後はもちろん決闘と盛りだくさんで飽きさせない。仇と銃とヒロイン(シェリー・ウィンタース)との三者と、リンが微妙なタイミングで次々とスレ違いめぐり会い続ける流れは実に鮮やか。誰かが話が薄味とかいってた気がするが、どこが~?
ちょっと崩れた、でも根は純情なヒロインをウィンタースは好演。ジミーは本人がえらく純情そうなので、おミズ系のヒロインと合わせるのも似合うよね。「砂塵」のディートリッヒもそうだったけど。悪役はマクナリーと、その友人の悪党ダン・デュリエ。デュリエの妙に明るくクレイジーなノリを見ていると「ウィドマーク様が演ってくれたらもっとよかったのに」と無理なことを考えてしまった。Foxじゃなくてユニヴァーサルだから仕方がないが(笑)
砦の騎兵隊は新兵メインで頼りなし、てなところで、あ、と目がいった可愛らしいのはトニー・カーティスだった(売れる前なので名前表記がアンソニー!)。売れる前のロック・ハドスンも出ていたが、インディアンの若酋長なのでなかなかわからなかった。やはりペイントしちゃうとねえ。ガタイの立派さは納得だけど…
この映画も約一時間半。ささっと見れて充実感。50年代の映画はいいなあ。
やっぱり映画はヘタに二時間超えちゃだめだよね。よほど良くできた超大作なら仕方がない?が。
こんな有名西部劇をずっと見そびれていたので、オフタイムの本日鑑賞(レンタル)。
ドッジ・シティ。千丁に一丁の特別なライフル、ウィンチェスター銃を賞品に開かれた射撃大会に腕自慢たちが集まってくる。決勝に残ったリン(ジェームズ・スチュアート)とダッチ・ヘンリー(スティーヴン・マクナリー)の間には深い因縁が…。
仇であるダッチ・ヘンリーを追うリン、そしてウィンチェスター銃も一度は彼に奪われたるのだが、その後転々と様々な人の手へと渡ってゆく。非常に転変の激しいスピーディなシナリオが面白い。射撃大会を仕切るワイアット・アープ(ウィル・ギア)から始まって、抜け目のない武器屋(ジョン・マッキンタイア)、インディアンとの追いつ追われつ、そして戦闘、最後はもちろん決闘と盛りだくさんで飽きさせない。仇と銃とヒロイン(シェリー・ウィンタース)との三者と、リンが微妙なタイミングで次々とスレ違いめぐり会い続ける流れは実に鮮やか。誰かが話が薄味とかいってた気がするが、どこが~?
ちょっと崩れた、でも根は純情なヒロインをウィンタースは好演。ジミーは本人がえらく純情そうなので、おミズ系のヒロインと合わせるのも似合うよね。「砂塵」のディートリッヒもそうだったけど。悪役はマクナリーと、その友人の悪党ダン・デュリエ。デュリエの妙に明るくクレイジーなノリを見ていると「ウィドマーク様が演ってくれたらもっとよかったのに」と無理なことを考えてしまった。Foxじゃなくてユニヴァーサルだから仕方がないが(笑)
砦の騎兵隊は新兵メインで頼りなし、てなところで、あ、と目がいった可愛らしいのはトニー・カーティスだった(売れる前なので名前表記がアンソニー!)。売れる前のロック・ハドスンも出ていたが、インディアンの若酋長なのでなかなかわからなかった。やはりペイントしちゃうとねえ。ガタイの立派さは納得だけど…
この映画も約一時間半。ささっと見れて充実感。50年代の映画はいいなあ。
やっぱり映画はヘタに二時間超えちゃだめだよね。よほど良くできた超大作なら仕方がない?が。
コメント