逢坂剛著。

西部劇です。
トム・B・ストーンなる賞金稼ぎ(Tom.B.Stone という洒落である)と、記憶のないサムライと、口のへらない小娘の三人が、賞金稼ぎの旅をする。
面白い、というには、うーん…ビミョー。
女の子視点はやめたほうがいいんでは、剛爺。

コメント

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だぶるえんだー
2009年6月28日9:01

西部劇全盛期の副産物でしょうか?そういえば昔、日本人作家の手になる西部劇系冒険小説のレーベルがありました。何冊か読んだ記憶があります。

朝日ソノラマのウエスタン武芸帳というシリーズも楽しかったのですが・・・・ファンタジー色が非常に濃かったです。そのせいか未完に終わってしまいました(苦笑)。ライトノベル作家さんで、この系統に挑んでくれる人が出てこないものでしょうか。

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なにわすずめ
2009年6月28日10:25

おはようございます。7月に禿鷹の完結編が上下2巻になって、文庫本で発売されるみたいなので、ようやく続きが読めそうです。また、あの、ヘンなヤツに会えると思うと楽しみです(爆)

逢坂センセの西部劇小説は、「墓石の伝説」というのもありますが、あれは、面白いのでしょうか。いつも、書店で手にとっては見るのですが、買うところまではいかないのです・・・。

ボースン
2009年6月28日10:55

>だぶるえんだー様

比較的最近の本です。西部劇全盛期の副産物…というか、逢坂氏は大の西部劇マニアで知られているかたなので、積年の思い抑えきれずにウンチクをがんがん込めつつ書き始めた作品ではと思います。「逆襲の地平線」という続編も出ているようですね。

ラノベ作家がウェスタン要素を取り入れるケースのほうが(吉岡平も書いてませんでしたか?茅田砂湖のレディ・ガンナーも)、多い気がしますし、ある意味そちらのほうが軽くて面白いような。
リアルタイムで映画館の西部劇全盛期を見てこられた大御所は、やはり「本家への思い入れ」があまりにも強く「本格」を志向しつつ「でも自分日本人だし西部劇モドキにしかならないんじゃ」とか葛藤があって、書きたいけど苦しいんじゃないかなあ…
かといって本家アメリカ作家の西部小説も、西部劇映画を見るのとどっちがというとB級でも映画のほうが楽しいかも…。エドナ・ファーバーとか昔何点か読んだことはあるんですけどね。とにかく、西部劇っていうヤツはヴィジュアルにモノ凄い吸引力があると思います。拳銃、ライフル、馬、荒野…

ボースン
2009年6月28日11:07

>なにわすずめ様

おお、ついに出ますか。よかったですね。しかも上下分冊?(汗)
私もチェック!単行本で読んだけど文庫解説も押さえておこう。そろそろウィドマーク様を知ってる解説者が起用されないだろうか…(望み薄いけど)。

「墓石の伝説」は西部劇趣味を生かした現代小説ではなかったでしょうか?あれも、気になるのですが未読です。たぶんあれのほうが「普通に」面白いのでは…なんだかんだ言っても冒険・ミステリ小説界の大御所の一人ですし。
まあ、気になるがどの程度のデキか不安、という時こそ図書館の出番でしょう(爆)借りてみてすごく気に入ったものは自腹で買う!というのが合理的♪

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