凡人として生きるということ (幻冬舎新書)
2009年2月14日 読書
押井守著。
新書の人生論は滅多に読まないのだが、ぱらぱらっとめくった内容に結構共感する部分があったので読んでみた。
この人のアニメは全然見てないんですけどね(笑)
「若さこそ価値がある」も「ウソをついてはいけない」も「損得なき友情」もみなデマだ、と一見挑発的な文言から話をひろげていってる。
でも、それってあるよねー、と思うことが多い。
特に若さ…、若者から金を引き出す大人(商売人)の陰謀説はあまりにも説得力がある。若さは確かに一度失われたら普通はとりもどせない稀有なものだが、ここで著者が言うのは「そーゆー方面の価値」ではない。上っ面だけの「若いって最高」な風潮だ。だいたいおかしいよ、最近の、若者が自分が若いからといって中年以上の大人を見下すってのはね。
建前やデマに踊らされずに(建前のほうは時と場合により必要なことがあるけれど)、本音を見据えて自分の本当にやりたいことを見つけて充実した人生を送ろう、というのが本筋か。
強引だけど、根はまっとうな生き方論だと思います。
新書の人生論は滅多に読まないのだが、ぱらぱらっとめくった内容に結構共感する部分があったので読んでみた。
この人のアニメは全然見てないんですけどね(笑)
「若さこそ価値がある」も「ウソをついてはいけない」も「損得なき友情」もみなデマだ、と一見挑発的な文言から話をひろげていってる。
でも、それってあるよねー、と思うことが多い。
特に若さ…、若者から金を引き出す大人(商売人)の陰謀説はあまりにも説得力がある。若さは確かに一度失われたら普通はとりもどせない稀有なものだが、ここで著者が言うのは「そーゆー方面の価値」ではない。上っ面だけの「若いって最高」な風潮だ。だいたいおかしいよ、最近の、若者が自分が若いからといって中年以上の大人を見下すってのはね。
建前やデマに踊らされずに(建前のほうは時と場合により必要なことがあるけれど)、本音を見据えて自分の本当にやりたいことを見つけて充実した人生を送ろう、というのが本筋か。
強引だけど、根はまっとうな生き方論だと思います。
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