昔のラジオ番組のアーカイブというのは、意外とたくさんネットで聞けるようです。少なくともアメリカのは。
あれこれ教えてもらったり元々知ってたラジオのウィドマーク様出演番組を、お尋ねがあったのをキッカケに、自分のためにもと改めてまとめてみました。聞いていた場所にもう無くて探し直したものも…ネットはやっぱり流動的。とはいえ、便利な時代になったものだなぁ…。

ラジオドラマは確かな演技力とクリアな発声滑舌で普通に楽しめますが(映画デビュー前はラジオと舞台で活躍していた人なので当然)、ラジオ・ショーへのゲスト出演は、殺し屋役でのブレイクを反映し、有名なハイエナ笑いを過剰なほど聞かせてくれたり(そんなに需要高かったのか…)逆にホストにモノマネされたりで色々と興味深いです。
うーんこりゃ当時は大変だったかもーという感じ(笑)


The Edgar Bergen and Charlie McCarthy radio show (10/16/47)
http://www.archive.org/details/EdgarBergenCharlieMcCarthyEveretteEdwardHorton

George Burns and Gracie Allen (3/3/49)
http://www.archive.org/details/BurnsandAllenImpressingtheneighborsJamesMason

The Jack Benny Show /A Cup of Coffee, a Sandwich and a Murder (11/12/50)
http://www.otr.net/r/jbny/469.ram

Lux Radio Theater
「死の接吻」http://boxcars711.podomatic.com/entry/2009-01-17T12_56_03-08_00
「暗黒の恐怖」http://blip.tv/file/1068752

BFIインタビュー(UK盤DVD"Kiss of Death"の映像特典にあるもののロングver.)
http://www.bbc.co.uk/radio4/arts/backrow/backrow_20020713.shtml

Suspense Radio Show。出演作が一ダースはあるのでページ内検索で。
http://www.obscurehorror.com/suspense.html

他サイトとかぶってるものが多いけど(要ページ内検索)
http://www.escape-suspense.com/movie_stars/

Inner Sanctum Mysteries
http://www.archive.org/details/otr_innersanctummysteries
(4)InnerSanctum-Ep0242-TheManWhoCouldntDie-10-30-1945
(14)InnerSanctum-Ep0268-MakeReadyMyGrave-RicharWidmark-04-23-1946


http://www.archive.org/http://www.otr.net/は、「どの番組を探せばよいか」が分かっていれば凄く強力なサイトで、まだまだ掘り起こせるものが多いと思われます。また、ソレを知ってる人(調査中の人)を知らないでもないですが、私自身はそこまでやる気はないので、とりあえずのリストアップは今日はここまで。

コメント

nophoto
なにわすずめ
2009年1月20日18:57

ひゃーっ、こんなにあるんですか!んもう、うれしくて涙が出ます。とりあえずお気に入りに登録しといて、ぼちぼち楽しみに聴いていきます。今年に入ってからウィドマーク様ネタますます充実ですね。まだ、本家のファンクラブに入会していない臆病なこのなにわすずめのためにも、これぞというネタがありましたら時々情報発信してやってください。すんごくうれしいです。

話変わりますが、昨夜禿鷹3巻読み終えました・・・・あれってどうなんでしょう
ハードボイルドと思って読んでたつもりですが、実はコメデイ(?)だったんですね。
禿鷹が警察のお偉いさんに尋問受けてるあたりから物語の味わいが変わってきたような気がします。終盤、ボースン様が何にあきれたんかすごく興味があったんですが、もはや笑うしかナイ展開ですね。4巻は文庫になってから読もうか、と迷っています。早く読み終えるのもちょっと寂しいので(笑)

nophoto
なにわすずめ
2009年1月20日22:08

追記。さっそくちょこっと聴いてみました。あの、女性と漫才してるような、ハイエナ笑い連発サービスの内容めっちゃ知りたいですなぁ・・・テキストとかほしいです。それから、サスペンス劇場の分は、びっくりするぐらい大物ぞろいですねえ・・よく、新聞の宣伝で、オーソン・ウェルズの「家出のナントカ」の英語教材みかけますけど、あんなかんじかな?とにかく珍しいお宝のありかを教えていただいた気分です!

ボースン
2009年1月20日23:06

こんばんわ。テキストはないんですよねー、BFIインタビュー以外は(もしも何か見つけたら是非教えていただきたいです)。
女性と、というと、バーンズ&アレン・ショーですか?私もあまりちゃんと聞いてないですが、しばらく前に聞いた時の記憶では、確かジョージ・バーンズが何だったかの理由で「グレイシー・アレンを例のハイエナ笑いでビビらせてくれ」と頼んでくるんでしたよね。ウィドマーク様は「アレは映画用の演技なだけだから」と断ろうとするものの結局押し付けられてしまう。やってきたアレン嬢に「グフフ…ギャハハハ」とやると、彼女は彼を上回るヘンな声で「グギャハハハハ!」と返しまくって、しかも繰り返し…あれは笑いました。あんまり聞きとれてないんだけど呼吸が凄く笑えた。でも最終的なオチまでは覚えていない(多分聞き取りきれてない、あまり真剣に聞いてなかったから)。聞き取れたら今度教えて下さいね(^^;)
腹話術師エドガー・バーゲン(キャンディス・バーゲンのお父さんですね)やジャック・ベニーとのラジオ・ショーは、より「聞き取りにくかった」のでノーコメント。

しかし、ラジオ・ショーは、デビュー後比較的間がない頃の出たゲスト出演なので、ナマの彼の当時の「扱われ方」が分かって色々考えさせられます。大変だよねーこれは…。
オフタイムに素で買い物していてたまたま同じ店に入ってきたおバァちゃんにいきなり傘で殴られたなんて話もあるくらいですし…可哀想(;-;)

そして禿鷹。ねっ!呆れますよねっ!
乾いたユーモアがまぶされてるのはシリーズ通してのイイところだと思っていますが、この終盤の展開には顎が落ちました(^^;)
大怪我に意外と無頓着なのが、ここにきてまた彼の人格に「えっそうなんだ?」感横溢です。どこまでも、何を考えてるのかわからないヤツ…四巻目もお楽しみに。しかし、いつ文庫化されるんでしょうかね…。

三巻の解説者はやはり「死の接吻」を知らないかして、ジェームズ・コバーンの名なんかを上げていますが、蟹江敬三よりは許せるのでまぁいいか。一応カッコイイ系だし、運動神経凄ーくよさそうな感じ、なのは確かです。

nophoto
なにわすずめ
2009年2月3日22:02

こんばんわ。昨夜、radioの特集ひとつみつけました。もう、ご存知かもしれませんけど、上に上げてくださっているものとだぶっているものもありますが、いちおう書いておきますね。

http://blog.harryheuser.com/2008_03_01_archive.html

broadcastellan March 2008 というタイトルがついてます。
有名な、「The Postman Always Rings Twice」(1952)のラジオドラマを興味深く聴きました。何度か映画化されていますが、ウィドマーク様の映画出演で、観てみたかったなあ。ちょっとショッキングな内容ですけど。ラジオでも結構楽しめました。
「海の男」はまだ見つけていません。Lax radio theaterのなかにあったんでしょうか?

ボースン
2009年2月3日23:22

おお、ここも色々あるんですねぇ。情報ありがとうございます!

Lux radio theaterに「海の男」がというのは、例のRichard Widmark
fanclub のメーリングリストで聞いた話です。発言は会員にならなくても読めるんですよね。去年九月中旬頃、彼の出演したラジオドラマについて調べてる会員さんがすんごいリストアップをされていて、その中にあったんです。

http://movies.groups.yahoo.com/group/therichardwidmarkfanclub/message/15997

これとその前後の発言をチェックしておくと、本気で彼のラジオドラマ群を追及するなら凄ーく役立ちそうですよ。

ところでご紹介いただいたサイトの、「The Postman…」へのリンクがある該当記事の写真、髪が黒っぽくうつっていることもあって、なんだかかなり禿鷹的だと思いませんか?(笑)

nophoto
なにわすずめ
2009年2月4日0:06

この写真かっこいいですよね。金髪で薄い眉の感じとは、また違った魅力があるんですよね。「ノックは無用」の時もこんな感じでしたね。
禿鷹がこんな知的な雰囲気なら惚れ直しちゃいますが、私の中では、もう少し暗いイメージがあるような。(うう、がまんしてたけど、禿鷹の続き早く読みたくなってきました。)

こちらこそ情報ありがとうございます。とっても参考になりそうです。
眼が疲れているときには、radioで、彼の声を聴いているだけでもとっても癒されます。ホントにいいお声だなあ・・

ところで、今製作中のフィギュアは、ワイシャツ、腕まくりバージョンで進行中ですが、これが無事完成すれば、「トミー・ユードー」のおしゃれな黒ずくめダブルスーツに挑戦したいです。・・・しかし、ほんとーにムズカシイです。どのパーツも(ーー;)

ボースン
2009年2月4日22:52

まさに「ノックは無用」の時の写真なのかもしれませんね。モンローの金髪をひきたてるために染めさせられたんだろうか、とか考えてしまいます。うっかりするとウィドマーク様の金髪のほうが綺麗だとおもうんですが…(←馬鹿かな。でもモンローのは染めてたという話もきいたことがあるし)
そういう意味ではやっぱり金髪に一票ですね私は♪えへえへ♪

フィギュア…愛があるから、むずかしいんですねきっと。自分でハードルをあげちゃうんですよね(*^^*)
がんばってくださいまし。

nophoto
なにわすずめ
2009年2月10日22:01

こんばんわ~。今日は、朝っぱらからハードな仕事日でしたが、ボースン様の日記に癒されながら、ほっと一息の夜を迎えております。
DVDの新情報があまり進まないので、radioの方でもっぱら発掘中ですが、昨日Inner Sanctum にひとつ追加がみつかりました。

http://www.archive.org/details/Inner Sanctum Mysteries OTRKIBM

45-10-02-The Shadow of Death
これは、[Hell and High Water]の特典の中で、取り上げられていた内容と一致しています。若いお声ですけども、なんか、病んでる狂気の青年を熱演されています。

それから、Bob Hope Showの中からもひとつみつけました。
http://www/archive.org/details/otr_bobhopeshow

Bob Hope Richard Widmark.mp3

Burns and Allen Showのなかにも、もっと隠れていそうです。この間教えていただいたAllenとの漫才のオチ、かどうかは、わかりませんが、途中のオーケストラの演奏の後で、物語の続きがあったんですね。あの「イヒヒヒ・・・」のハイエナ笑いには、ちっとも怖がらなかったallenが、ロマンチックに、「君の手にキスを」とか、「僕の眼を見て」とかウィドマーク様にささやかれると、「ウギャー」と怖がってるのが、オチといえば、オチ?・・・Allenの声って、一度聴くと忘れられませんね。それにしても、ウィドマーク様、コメデイの方もなかなかのものです。実に、多彩な人だったんですね。

ボースン
2009年2月11日0:59

うーむ、掘れば掘るほど出てくるようですね(笑)

新情報といえば、CATVで三月に「馬上の二人」をやるようです。わーい♪
ウチはBSは見れないのですがスカパーはOK。UK版DVDは持ってるけど、こちらもちゃっかり録画する予定です。
春にはいろんな癒し(DVD新譜も含め)が待ってるはずですよ。ガンバ!

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