高殿円著。

やーっとプリンセスハーツの続きが回ってきました。ヒロインがラチられたところで終わってた前作から、長かったなー…でも、今回のは読み応えがあってよかった。なんだかひっさびさに?いや、ひょっとしたらはじめて?大公ルシード君もいいところを見せてくれたし、スッキリしました(いやもーあまりに気の毒でねぇ、これまでの彼の扱いって。名将勇将と言われながらイロイロあって王宮内では右往左往、知略にすぐれる偽大公妃に尻に敷かれまくりで…)。

ナントカの巻、などと子供だましのようなサブタイトルをつけていながら、しかもこんなお人形さん風絵柄のイラストがついていながら、政略陰謀ガシガシに進んでくこのシリーズ。思ったより先は長そうですが、今回のようなジェットコースターノリが続くなら大歓迎です。…ただ、回収される伏線より新設される伏線のほうが多いのはいったいなんなんだ(苦笑)
登場人物も増えて、しかも偽名だの仮名だのもあって、誰が誰だか混乱してきた…
ロレアンて前に出たっけ?初めてだっけ?困ったものである。

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