東野圭吾著。

ルネサンスの光と闇。
異端審問官に睨まれながらも、真実と愛のために殺人事件を追う天才科学者の秘められたエピソードをつづる歴史ミステリー!

…なんてのも面白そうだなぁ。

もちろん、そんな話じゃないです「探偵ガリレオ」。大ウソです(笑)
そーゆーのもいいかも、と、フと思っただけ(無責任)。

ドラマに映画にとなってきてるので誰もが知ってるはず!探偵ガリレオこと湯川助教授(しかし物理学で湯川って名前大胆だよねー☆)。
シリーズの最初っから、はじめて読んでみました。「容疑者Xの献身」は前に読んでるから初見のキャラではない筈なのだが、あの話じゃ普段の相棒刑事と連れもってなくて「いつもと違う」妙にお行儀の良い番外的湯川だったくさい…と思っていたが、その通りだった。

犯罪とその背景はやっぱり東野圭吾らしく、たいがい暗めで重めで地味めなのだが、「女子供がキライで基本が無愛想なのだが学生時代からの友人草薙刑事をイジる時だけ嬉しそう」な湯川のキャラはなかなか楽しい。腐女子なファンがついてるのも無理はない(?)。
探偵が探偵だから、毎回トリックはバリバリに理系なものなので、私にはとんと見当もつかないが、「ジンマシンが」とか、たまに予想外なタイミングでかましてくれるクスグリも効いてて、楽しく読めました。

私は腐女子ではない(多分)が、湯川ガリレオいい味出してる。シリーズ二作目「予知夢」も予約つけてみよっと。

コメント

秋林 瑞佳
2008年11月19日11:49

>犯罪とその背景はやっぱり東野圭吾らしく、たいがい暗めで重めで地味め
わははは!たしかにそーだ、間違いないっ!

コレに人気があるのはすんごくよくわかりますー。

>私は腐女子ではない(多分)
…けど、お気持ちはわかって下さるあたり…ニアかも?(わははは♪)…私(と夜霧さん)がザセツしたミラージュ完読しておられますし。

ボースン
2008年11月19日21:20

賛同ありがとうございます。
工員と事務員の痴情のもつれ、みたいな地味構図が多くありませんか?(笑)
もっともっとスカっとしてしかるべきスポーツミステリですら、どどーんどよーんと重くなってくるし(「魔球」の救いのなさなどビックリでした)。

ある意味、あまり今風でないカラーの人ですよね(あんなに大人気なのに)。
しかし湯川&草薙のライトな関係(って何)…アレはよろしいね。ドラマや映画は見ていないので、ひょっとしたらまるっきり世間の「東野圭吾を見る目」とズレているのかもしれませんが。でもどうせドラマ見てもイマドキのイケメンは私の目にはあまり残らないので同じかも。
…でも知り合いの描いた腐女子的ガリレオマンガは読んだことがあったりして(笑)

>…けど、お気持ちはわかって下さるあたり…ニアかも?(わははは♪)

はい、(多分)とまでしか言えないわたくしです(笑)

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