ジーヴズ・コレクションとクライテリオン・コレクション
今日はオフタイム。小人閑居して不善をなす。
ここのところ海外盤状況話で盛り上がっていた私は米密林をさまよっていて、気分転換に今度はデヴィッド・ニーヴンで検索かけていて、思いがけぬ品を発見して愕然とした。

http://www.amazon.com/Jeeves-Collection-Thank-Step-Lively/dp/B000O78KZ6/ref=wl_it_dp?ie=UTF8&coliid=IL052NAMJRCF2&colid=1OHHT0YPZPVWR

なにー!
The Jeeves Collection (Thank You, Jeeves! / Step Lively, Jeeves!)?!

ジーヴズ・コレクションだとぅ!
しかもバーティ役がデヴィッド・ニーヴンとな!?


ニーヴンがウッドハウスのジーヴズ・シリーズに?そういやなんか昔聞いたような気もするけど、どうせ未公開だしとあまり気にしてなかったのだった。
どっちかというと、ヒーローである、万能スーパー従僕ジーヴズの方を演ってほしい気がするけど、これは30年代の、ごく若くって駆け出しの頃。嵐が丘でエドガーを演じたり、ゼンダ上の虜で主人公を助ける近衛将校をやったりの更に少し前だ。
この頃だと洒脱さよりカワイらしさ、天真爛漫さのほうが勝ってたかなぁってとこなので、これはこれで悪くないキャスティングかも(とビミョーな気持ちを押し殺す)。ジーヴズ役のArthur Treacher とかいう俳優は知らないのだが、当時は執事役でならしたヒトらしい。

サイトのコメント欄見てもモノ凄く評価はわかれているし、ちょっと怖い。しかし、ニーヴン好きな上、国書刊行会と文芸春秋から刊行中のP.G.ウッドハウスを十冊以上買い込んでいるし大学時代に原書も何冊も買ってるしのウッドハウスマニアの私(図書館派なので滅多に本は買わないのにこの冊数)としては、コレは見過ごせない!
何と言っても英語字幕がついてるらしいし…これだけが心の支えだ(笑)

あと、ウッドハウス原作ではフレッド・アステア主演のミュージカルという「踊る騎士」(うぉー!アステア様!)もあるのだが、DVDは出ていない。こっちも出してくれないかなあ。海外盤でもいいから…(でも英語字幕は欲しい)。

ついでにというわけでもないが、日本盤も持ってる上海外盤の割には高価なので迷っていた「街の野獣」クライテリオン米盤DVDと合わせて注文してしまった。
毒食わば皿まで。まさに皿だなあ…

http://www.amazon.com/Night-City-Collection-Richard-Widmark/dp/B0006Z2NE0/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=dvd&qid=1226920514&sr=1-1

(追記)二作入りDVDのうち、実はニーヴン様出演作は片方だけだったのだが、まぁそのくらいは気にしない。お値段はDVD一枚分としても安めなくらいだ。

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