Cold Sassy Tree (1989)
2008年11月6日 映画 コメント (12)
TVムービー。1989年、ジョーン・チュークスベリー監督作品。
フェイ・ダナウェイ主演だが、お相手がリチャード・ウィドマーク!
なので、全編YouTubeにあがってたのを見てみました。
高齢者相手恋愛モノとは小耳にはさんでいたので、「センセイの鞄」みたいなのかなとか勝手に思っていたが当然違う。20世紀初頭の南部を舞台に、少年の成長を描く…のかなぁ(なにせ字幕ないし)。
ストーリーはWiki(http://en.wikipedia.org/wiki/Cold_Sassy_Tree)等で確認しつつ視聴。
未公開みたいだしネタバレでいきます。
「語り手」である主人公少年の祖父(ウィドマーク)は、大きな店をかまえ、町のちょっとした大立者だ。だが、妻を亡くしてそう日のたたないうちに店に勤める若い女性(ダナウェイ)と結婚するってんで大騒ぎになる。隣人たちは噂するし娘たち(既婚)はあせる。いや、いかにも古くさい偏見に満ちてそうな田舎町なのである。
ウィドマークは他人の口など気にしない頑固者。立場も強いが偏見などくそくらえで我が道を行く、しかし孫には慕われる堂々とした爺さん(当時75歳程度)。最初はあごひげまで生やしていかにも爺さんだが、結婚して口ひげのみにすると少し若返る(笑)
一方ダナウェイは、キビキビと働きお洒落で魅力的な、だがかつて父にレイプされた大きなトラウマを抱えた娘(というにはトウがたってる気もするが)。
実は、最初はこの結婚は「ハウスキーパーがわりに」というような双方合意のビジネスライクな話なのだった…のだが、そのうち二人の間には本当の愛情が通い始める。ついでに孫の幼い恋模様(苦戦)とかも描かれる。
とはいえ人生、良いことばかり続かない。最後、店に入った強盗に大怪我をさせられたウィドマークは体調を崩し…
結局最後は「センセイの鞄」と同じかぁ…(いや、同じではないが、同じだ。年齢の壁が…)
オススメはしませんが、見てみたい人はアドレス残しますのでどうぞ。
https://youtu.be/EHQTpuO-bHA
ウィドマーク様に限ってのビューポイントは、9で夕闇の中、憂いを秘めてタバコを吸う場面がカッコいい。タバコを持たせるとやはり彼は無敵だ!あと、VS強盗の10も必見か。弾があと少しあれば撃退していた筈!の頼もしさが漏れてます(笑)
今回映画全体の評価は、今回ハナから投げてますのであしからず(なにせ字幕以下略)。
海外での評価もイマイチみたいですが…原作小説の方がよかった!との声多数(^^;)
米アマゾンでもVHSのデータしかないから、字幕はやはり望めないようです。
http://www.amazon.com/Cold-Sassy-Tree-Faye-Dunaway/dp/630158919X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=video&qid=1225940574&sr=8-1
(2020.10.30追記)
文中のYouTubeのアドレス、もう見れなくなっていたので、今見れるものに差し替えました。
フェイ・ダナウェイ主演だが、お相手がリチャード・ウィドマーク!
なので、全編YouTubeにあがってたのを見てみました。
高齢者相手恋愛モノとは小耳にはさんでいたので、「センセイの鞄」みたいなのかなとか勝手に思っていたが当然違う。20世紀初頭の南部を舞台に、少年の成長を描く…のかなぁ(なにせ字幕ないし)。
ストーリーはWiki(http://en.wikipedia.org/wiki/Cold_Sassy_Tree)等で確認しつつ視聴。
未公開みたいだしネタバレでいきます。
「語り手」である主人公少年の祖父(ウィドマーク)は、大きな店をかまえ、町のちょっとした大立者だ。だが、妻を亡くしてそう日のたたないうちに店に勤める若い女性(ダナウェイ)と結婚するってんで大騒ぎになる。隣人たちは噂するし娘たち(既婚)はあせる。いや、いかにも古くさい偏見に満ちてそうな田舎町なのである。
ウィドマークは他人の口など気にしない頑固者。立場も強いが偏見などくそくらえで我が道を行く、しかし孫には慕われる堂々とした爺さん(当時75歳程度)。最初はあごひげまで生やしていかにも爺さんだが、結婚して口ひげのみにすると少し若返る(笑)
一方ダナウェイは、キビキビと働きお洒落で魅力的な、だがかつて父にレイプされた大きなトラウマを抱えた娘(というにはトウがたってる気もするが)。
実は、最初はこの結婚は「ハウスキーパーがわりに」というような双方合意のビジネスライクな話なのだった…のだが、そのうち二人の間には本当の愛情が通い始める。ついでに孫の幼い恋模様(苦戦)とかも描かれる。
とはいえ人生、良いことばかり続かない。最後、店に入った強盗に大怪我をさせられたウィドマークは体調を崩し…
結局最後は「センセイの鞄」と同じかぁ…(いや、同じではないが、同じだ。年齢の壁が…)
オススメはしませんが、見てみたい人はアドレス残しますのでどうぞ。
https://youtu.be/EHQTpuO-bHA
ウィドマーク様に限ってのビューポイントは、9で夕闇の中、憂いを秘めてタバコを吸う場面がカッコいい。タバコを持たせるとやはり彼は無敵だ!あと、VS強盗の10も必見か。弾があと少しあれば撃退していた筈!の頼もしさが漏れてます(笑)
今回映画全体の評価は、今回ハナから投げてますのであしからず(なにせ字幕以下略)。
海外での評価もイマイチみたいですが…原作小説の方がよかった!との声多数(^^;)
米アマゾンでもVHSのデータしかないから、字幕はやはり望めないようです。
http://www.amazon.com/Cold-Sassy-Tree-Faye-Dunaway/dp/630158919X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=video&qid=1225940574&sr=8-1
(2020.10.30追記)
文中のYouTubeのアドレス、もう見れなくなっていたので、今見れるものに差し替えました。
コメント
>悲しみや瀕死の表現もうまいですよね
同感です。タフなんだけど触れればすぐに血が噴き出るような傷つきやすさをも感じさせることがある。
年齢は、さすがにコレ最後から二番目の作品なんで仕方ないですよねぇ。でもわずか一年前の「Once Upon a Tezas Train」では、老いたりといえ元テキサスレンジャー隊長役で決闘までやらかしていたので演技もあるかも。ただこのあと二年後の最後の作品「トゥルー・カラーズ」は一部の映像を見たら顔の肉が更に落ちているので「もうあえて見ないでおこう」と思っています。ええ、まだましですよコレ。強盗にくらわしたパンチはそれなりだったし(笑)
ちなみに私はスクリーン・セーバーは使わないのですが壁紙にウィドマーク様使ってます(笑)
フェイ・ダナウェイも綺麗でしたね。YoutTubeで画質が悪い分多分お肌もキレイにうつっている気もしますが、彼女というと勝気さ…のイメージを押さえてはかなげに演じてました。
http://homepage3.nifty.com/Boatswain/tmp/kazan_panic_in_the_street_trailer_screenshot_21.jpg
昨秋に入れてもらったYahoo!のウィドマークファンクラブでゲットした写真の一枚だったと思います(ファイル名からすると、トレイラーから一枚に切り出した模様)。ここはさすがにディープ、というよりミーハー度が意外に高いのが嬉しいです。コメントのやりとりは会員でなくても見れますが、アーカイブの写真やなんかの閲覧は会員オンリーなので、興味があったら頑張って申込してみてください。
http://movies.groups.yahoo.com/group/therichardwidmarkfanclub/
古い映画の海外サイトは、実はよく知らないんです。古いの専門じゃないけど画像が多くてよく行くのは親サイトのリンクにも載せたdvdbeaver.com くらい。The Golden Years も知りませんでした。今度探しに行ってみますね☆
最近、月がわりで年代順に作品をとりあげて皆で感想言い合う"Film of the month"という企画が進行中なので、会員外でもコメント追うと面白いですよ。先月は「フロッグメン」、今月は「赤い空」。ああ、赤い空面白そうだなあ~うらやましいなあ~!向こうじゃみんな(てわけでもないけど)見てるんだモン。
>アメリカでは、フツーに見れるんでしょうか?TVかなにかで
アメリカではなんたって、TCMが見れますから!(号泣)
今年になりリチャード・ウィドマークにハマッています。(遅っ!)
このテレビ映画、観られませんが(泣)何となく想像でき一人溜息をついています…彼の「襲われた幌馬車」「拾った女」が特に好きです。
あんな素敵な俳優をスルーしてきて残念!でも映像の中で生きているので有り難いです。
何でもハマるのに遅すぎることはないと思いますよ!
お仲間が増えて嬉しいです☆
挙げておられた2本の映画は、私も大好きです!ウイドマーク様のカッコよさを語るのに絶対はずせない2本ですよね(´- `*)
ところでこの記事そこそこ前のなので、なるほどYouTube見れなくなってますねf(^^;
改めて今見れるのを探してみました。特別おすすめできるって訳でもありませんが、ご興味おありでしたらどうぞ。
https://youtu.be/EHQTpuO-bHA
真剣に観てしまいました。英語がよく分からないのですが、ウィドマークは年老いてもあの独特な緩急と深みと男気が健在。艶も失わずに文芸作品をナチュラルに演じていました☆
魅力を失わずに男の美学を表現できた素敵な俳優でした。
私の中では、未だ現在進行形の1番好きな俳優であり、男性の理想になっています。
本当にありがとうございました!!
また、色々教えてくださいね。
ちなみに、6月から嵌まりDVDは16本も買ってしまいました~笑
16本は凄いですね。気に入った作品がほかにもあれば、ぜひまたおしゃべりに来てください。
虚実日誌も映画索引作ってますので…(「テーマ別日記一覧」から行けます)