誉田哲也著。

ちょっと話題になってたのは知ってたので、続編が出たときいたのを機会に一作目に手を出した。
一途に「兵法者」を目指し、勝つこと斬ることが全てと断じる香織。幼い頃から続けていた剣道では全中準優勝の実力者だが、市民大会で無名の相手に奇妙なほどにアッサリ負けてしまって大ショック。一方その相手・早苗は、キャリアも浅くむしろ勝負には拘らない(拘りたくない?)ウルトラ呑気者で…

対照的な二人の剣道部女子高生の視点を交互に、ドキドキものの試合場面と、十六歳ならではの迷いが鮮やかに交錯する…
一気に読まされちゃったよ。
ラストはちょっと軽い気もするけどけど(それに、あしらわれたあの曲の歌詞が誰でも即わかるとは限らない気もするけど…私も7~8秒考え込んだ)、読後感よし、面白かった。

あー、早く次の巻をゲットしたい(笑)

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