ジョージ・R.R.マーティン著。ついに!シリーズ四作目。

三作目のラストで、盤石と思われたラニスター家の土台が激震。
それを受けて、必死になるクイーン・サーセイが、愚かななりに、卑怯ななりに、それでも何となく生きたキャラらしいパワーを見せていて意外でした。ほんと、イヤな女なんですけどねえ。弟ティリオンへの扱いと言ったらとんでもないもんだし。ただ、彼女なりに女ならではの一定の不遇に揉まれてはきたんだなというのはわかる…

タースの乙女のサンサ探し、アリアの流浪や北で異形と戦うジョン・スノウやサムなど、これまで通りに各方面で並行して進行するドラマの続きもぼちぼちみせてくれつつ、鉄諸島、ドーンなど、新しく光があたって個性的なお国ぶりや信仰が見えてきた地方もあり。広がるいっぽうの物語ですが、うーんティリオンはどこ行ったんだろうなあ(実はまだ上巻の三分の一しか読んでいない。だが相変わらず濃いです展開も描写も…)。

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