安孫子武丸著。

「愛される警察」を目指し、お偉方たちが(場当たり的に)考えた起死回生の一策。
それは、いまや幅広い世代に大人気となった特撮戦隊モノ(勿論、昨今の戦隊モノはイケメン俳優大量投入だからである)にあやかって、『警視庁戦隊』風広報班を結成することであった!

かくして、警視庁きっての美男美女警官五人+ナイスミドルな『ボス』が選出された。それぞれタイプを違えてるのがポイント(モデル風スレンダーとロリ顔巨乳ちゃん、ワイルド&マッチョにハーフ美少年、メガネ男子も外せない!)。
が、天はそう簡単に二物を与えない。どのメンバーも見場の良さとはうらはらに、人には言えない趣味やら傍迷惑な性癖やらを秘めた困ったちゃんばかりだった…(笑)

ひじょーにお気楽に、笑いながら一気に読めるユーモア小説。いかにも今風の無責任なノリが疲れてる時にはピッタリです。
頑張ってるんだけど、彼らを陥れようとする敵サンがあまりにチンケな小物なのが、納得なような、淋しいような?

…続編出ないかなあ。←結構気に入ったらしい。たぶんメガネ君が(笑)

コメント

翠雲
翠雲
2008年8月28日23:05

数年前から五条警察署が作っている防犯ポスターがあります。
タダでもらえます。
……モデルは現役警察官で、五条署一のイケメン(!)だという話でした。(モデル代をけちったとか言ってはいけないのです)
現実にありえる話なんですね。
そーゆーのって。

ボースン
ボースン
2008年8月28日23:24

ありえますねー。そして、密かに腐女子な警察官が制服系BL本描いてるなんてのも、ありえる話だと思います(こっちは小説の話(笑))

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