1969年、ハイ・アヴァーバック監督作品。
スカパー録画で視聴(今日はオフ日♪)。
期待しすぎず見ると楽しいコメディタッチ・ウェスタン。
芸達者な脇役が揃っていて通好み。
キム・ノヴァクが色っぽい。
…というような事前の印象を得ていました。
100%、「その通り!」でした。良くも悪くも。
西部劇というより泥棒コメディというほうがいいかもしれない。
難攻不落で有名な銀行を何組もの泥棒や悪党が狙う。
キレやすいガンマン(クロード・エイキンズ)と気弱なその相棒(エリシャ・クック)、息子のアホに悩むメキシカン山賊(エイキム・タミロフ)一党。連邦の捜査官(マコ・岩松)とテキサス・レンジャー(クリント・ウォーカー)は、銀行の頭取(ジョン・アンダーソン)が強盗たちが奪った金まで預かって儲けてると睨み、金庫内に押し入って調べたい。そして、町に来たばかりの新任の神父(ゼロ・モステル)と従妹のシスター(キム・ノヴァク)たちだって本当は盗賊団なのだった…(笑)
特に自称「奇跡を呼ぶ男」神父が繰り出すあの手この手が楽しい。繊細な爆薬専門家ジョン・フィードラー、「レンブラント風」な画家サム・ジャッフェ(トンネルの設計図を描くだけでなくどう役にたつかはお楽しみ!)など、ここが一番プロを集めたデキる集団ぽい(相対的にだが)。書くとつまらないがひとつだけ、トンネル掘りの騒音をごまかすため、聖歌隊の練習日に、いつもより騒々しい歌で盛り上げるシーンはかーなーり、楽しい。流石はゼロ・モステル、ここだけミュージカルだ♪
キム・ノヴァクはお色気でさまざまな局面をゴマかしたり情報収集したり…それだけ。
しかしハダカで白馬に乗るって何よ(笑)…本当は結構好きなんですがキム嬢。
クリント・ウォーカー(初見)は、「顔はフォンダ、体はウェイン」との噂を聞いたことがあったが、言い得て妙ですねえ。だからフォンダやウェインなみの大物になれるってわけじゃないが…とにかく実に堂々たる体躯。洗濯屋に変装しエプロン姿ともなると、メガネをはずしたクラーク・ケントみたい(弱そうに見せても体格はイカンともしがたいという…)。堂々たる体躯を持て余してるような雰囲気すらあった(笑)なぜか東洋系の捜査官の方がインテリだったり、キムに振り回されたりでなかなか活躍できないし(^^;)
終盤の追っかけっこも、意外と引っ張って引っ張って…全編、細かい工夫てんこもりで楽しめる要素は多いのだが、あと少し引き締める力のある監督の手にかかれば傑作になったかもなぁって感じ。
ただ、ゼロ・モステルの歌場面だけあとで巻き戻して2度聞いちゃった(笑)
やはりこの人のミュージカル、見てみたいなあ。「ローマで起った奇妙な出来事」とか。ゼロ・モステル版プロデューサーズも見たくなった。
スカパー録画で視聴(今日はオフ日♪)。
期待しすぎず見ると楽しいコメディタッチ・ウェスタン。
芸達者な脇役が揃っていて通好み。
キム・ノヴァクが色っぽい。
…というような事前の印象を得ていました。
100%、「その通り!」でした。良くも悪くも。
西部劇というより泥棒コメディというほうがいいかもしれない。
難攻不落で有名な銀行を何組もの泥棒や悪党が狙う。
キレやすいガンマン(クロード・エイキンズ)と気弱なその相棒(エリシャ・クック)、息子のアホに悩むメキシカン山賊(エイキム・タミロフ)一党。連邦の捜査官(マコ・岩松)とテキサス・レンジャー(クリント・ウォーカー)は、銀行の頭取(ジョン・アンダーソン)が強盗たちが奪った金まで預かって儲けてると睨み、金庫内に押し入って調べたい。そして、町に来たばかりの新任の神父(ゼロ・モステル)と従妹のシスター(キム・ノヴァク)たちだって本当は盗賊団なのだった…(笑)
特に自称「奇跡を呼ぶ男」神父が繰り出すあの手この手が楽しい。繊細な爆薬専門家ジョン・フィードラー、「レンブラント風」な画家サム・ジャッフェ(トンネルの設計図を描くだけでなくどう役にたつかはお楽しみ!)など、ここが一番プロを集めたデキる集団ぽい(相対的にだが)。書くとつまらないがひとつだけ、トンネル掘りの騒音をごまかすため、聖歌隊の練習日に、いつもより騒々しい歌で盛り上げるシーンはかーなーり、楽しい。流石はゼロ・モステル、ここだけミュージカルだ♪
キム・ノヴァクはお色気でさまざまな局面をゴマかしたり情報収集したり…それだけ。
しかしハダカで白馬に乗るって何よ(笑)…本当は結構好きなんですがキム嬢。
クリント・ウォーカー(初見)は、「顔はフォンダ、体はウェイン」との噂を聞いたことがあったが、言い得て妙ですねえ。だからフォンダやウェインなみの大物になれるってわけじゃないが…とにかく実に堂々たる体躯。洗濯屋に変装しエプロン姿ともなると、メガネをはずしたクラーク・ケントみたい(弱そうに見せても体格はイカンともしがたいという…)。堂々たる体躯を持て余してるような雰囲気すらあった(笑)なぜか東洋系の捜査官の方がインテリだったり、キムに振り回されたりでなかなか活躍できないし(^^;)
終盤の追っかけっこも、意外と引っ張って引っ張って…全編、細かい工夫てんこもりで楽しめる要素は多いのだが、あと少し引き締める力のある監督の手にかかれば傑作になったかもなぁって感じ。
ただ、ゼロ・モステルの歌場面だけあとで巻き戻して2度聞いちゃった(笑)
やはりこの人のミュージカル、見てみたいなあ。「ローマで起った奇妙な出来事」とか。ゼロ・モステル版プロデューサーズも見たくなった。
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