ピーターラビットと仲間たち/ザ・バレエ
2008年6月26日 映画
1971年レジナルド・ミルズ監督作品。
日本盤も出てたらしいのですが廃盤ゆえ、米国盤を購入。
セリフ皆無なので全く問題ないし、安いし〜。
ちなみに原題は“Tales of Beatrix Potter”。
出演は、英国ロイヤルバレエ団!(振付フレデリック・アシュトン)。
実はこの映画は、ピーター・ラビットで有名なビアトリクス・ポターの作品群からいくつかの挿話をバレエにしたもの。着グルミな衣装でホンモノのバレリーナが踊るのである。誰だ、こんなぶっとんだことを思いついた奴は!…だが、決してキワモノではない。子どもにも楽しめるだろうが、これはもはや子どもレベルの作りではない。
まさか、クラシックバレエという手法が、こんなにも小動物の動きを表現するのに自然にシックリきちゃうとは!バレエに、このような方面の表現力がこんなにあったとは!唖然呆然の見ごたえである。
美しい音楽と可愛らしいクラシックな衣装(原画通り!)の力もあずかってか、頭でっかちな「どうぶつ」たちは、驚くほど優雅に、可愛らしく、しかもとっても自然に踊ってみせてくれるのだ。
ドレスのすそをつまむように長いシッポの先をつまんで踊るネズミたちのワルツ。よたよたと、けれど女らしく踊るアヒルのご婦人。なんともロマンチックなこぶたのカップルのグラン・パ・ドドゥ。鮮やかなジュテを決めまくるカエル紳士…
そしてクルクルクルクル回転して楽しさをふりまくウサギやリスのいたずらっ子たち!
まあ一回見てみてくださいな、としか言いようがない。
物語的には「ティギーおばさんのおはなし」「あひるのジマイマのおはなし」「こぶたのピグリン・ブランドのおはなし」「ジェレミー・フィッシャーどんのおはなし」「にひきのわるいねずみのおはなし」「りすのナトキンのおはなし」といったところを踏まえている。ピーター・ラビットもちゃあんと登場するが、ピーターの「おはなし」自体は使われていない…まあ、確かピーターはレタス食べ過ぎたりマグレガーさんから逃げ隠れしてたりでグッタリ、という話だから、たぶんバレエにしにくかったのだろうな。
基本的にはセットでの踊りだが、時々はさまれる湖水地方の映像も嬉しい。
ぼーっと見てるだけで癒される気がする。
バレエにアレルギーがある人、ミュージカルなど踊りで何かを表現するという手法がキライな人には勧めないが、大胆な着想でピーター・ラビットを料理した、掛け値なしの傑作バレエ映画である♪
日本盤のアマゾンリンクは(買えないけどコメントとか有用そうなので)
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%A8%E4%BB%B2%E9%96%93%E3%81%9F%E3%81%A1-%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AC%E3%82%A8-BOX-%E8%8B%B1%E5%9B%BD%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AC%E3%82%A8%E5%9B%A3/dp/B0000QX3N0/ref=pd_bbs_sr_2?ie=UTF8&s=dvd&qid=1214489497&sr=8-2
米盤のアマゾンリンクは↓(リージョンフリープレイヤーさえあれば!)
http://www.amazon.co.jp/dp/B0000844JM?tag=boatswascot-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=B0000844JM&adid=15PCAEA96WS1XP4P0AXR&
日本盤も出てたらしいのですが廃盤ゆえ、米国盤を購入。
セリフ皆無なので全く問題ないし、安いし〜。
ちなみに原題は“Tales of Beatrix Potter”。
出演は、英国ロイヤルバレエ団!(振付フレデリック・アシュトン)。
実はこの映画は、ピーター・ラビットで有名なビアトリクス・ポターの作品群からいくつかの挿話をバレエにしたもの。着グルミな衣装でホンモノのバレリーナが踊るのである。誰だ、こんなぶっとんだことを思いついた奴は!…だが、決してキワモノではない。子どもにも楽しめるだろうが、これはもはや子どもレベルの作りではない。
まさか、クラシックバレエという手法が、こんなにも小動物の動きを表現するのに自然にシックリきちゃうとは!バレエに、このような方面の表現力がこんなにあったとは!唖然呆然の見ごたえである。
美しい音楽と可愛らしいクラシックな衣装(原画通り!)の力もあずかってか、頭でっかちな「どうぶつ」たちは、驚くほど優雅に、可愛らしく、しかもとっても自然に踊ってみせてくれるのだ。
ドレスのすそをつまむように長いシッポの先をつまんで踊るネズミたちのワルツ。よたよたと、けれど女らしく踊るアヒルのご婦人。なんともロマンチックなこぶたのカップルのグラン・パ・ドドゥ。鮮やかなジュテを決めまくるカエル紳士…
そしてクルクルクルクル回転して楽しさをふりまくウサギやリスのいたずらっ子たち!
まあ一回見てみてくださいな、としか言いようがない。
物語的には「ティギーおばさんのおはなし」「あひるのジマイマのおはなし」「こぶたのピグリン・ブランドのおはなし」「ジェレミー・フィッシャーどんのおはなし」「にひきのわるいねずみのおはなし」「りすのナトキンのおはなし」といったところを踏まえている。ピーター・ラビットもちゃあんと登場するが、ピーターの「おはなし」自体は使われていない…まあ、確かピーターはレタス食べ過ぎたりマグレガーさんから逃げ隠れしてたりでグッタリ、という話だから、たぶんバレエにしにくかったのだろうな。
基本的にはセットでの踊りだが、時々はさまれる湖水地方の映像も嬉しい。
ぼーっと見てるだけで癒される気がする。
バレエにアレルギーがある人、ミュージカルなど踊りで何かを表現するという手法がキライな人には勧めないが、大胆な着想でピーター・ラビットを料理した、掛け値なしの傑作バレエ映画である♪
日本盤のアマゾンリンクは(買えないけどコメントとか有用そうなので)
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