オリエント急行殺人事件から特典メニューで脱線
DVD、本編は途中までしか見ていないので、特典メニューの話。
大昔に一度見てる筈だが、「西部開拓史」同様、ウィドマーク・ファンになる前だったと思う。しかし今では…最初の30分と、肝心の謎解きとどっちが私に大事かがビミョーに変わってくる?(笑)

まあそんなこともあり、特典のメイキングを先に見てしまった。力の入ったデキで楽しめる。シドニー・ルメット監督やジャクリーン・ビセット、マイケル・ヨーク、ショーン・コネリー。プロデューサーや音楽、撮影、効果などなどの担当や原作者クリスティのお孫さんまでも次々登場。更にニコラス・メイヤー…なんで?と、一瞬思ったが、考えてみるとメイヤーは「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」という、ホームズとフロイトがオリエント急行で大冒険、な映画を撮った監督(原作も当人)。縁がなくもないかもね、確かに…。

ひたすらゴージャスにエンタティメントに、というノリのオールスター映画。
衣装もかなり凝ったらしい。今日は衣装の話の中で出た珍しいウィドマーク様のポートレート(キャプチャ)を飾っておくことにします(オールスターの中で一人だけ、実質途中退場だから…被害者役なため)。ピンストライプが20年代らしくていいよね。ちょっと悪の気配も漂わせて。

ちなみにプロデューサーは「ピーター・ラビットと仲間たち」を製作した経歴が、クリスティに認めてもらえたポイントだったそうで。「あんなに原作通りな映画作りをするこの人なら…」と言ってもらえたらしいのだが。その判断もすごいなぁ。私昔見たことあるが「ピーター・ラビット…」は、ストーリー的には原作重視だが、英国ロイヤルバレエ団が着ぐるみ着てバレエで踊って話を進めるという、かなり大胆な映画化だったぞ…
ただ、大胆だが大変に趣味の良い作品になっていた。近頃アジノモトがアレのサルマネとしか思えない、着ぐるみピグリン・ブランドがバレエの所作をするCMを作っていたが、本家はアレをはるかに超える。
特に、カエルの“ジェレミー・フィッシャーどん”のジャンプは凄かった…
ああ…こんな方へ脱線してると、めっちゃ見たくなってきたなあ「ピーター・ラビット…」!

自主上映で一度見たきりなのだが、会場は題名にだまされた親子連れがいっぱいで大変ザワついていた。(-"-;)
DVDにもなってるようだが品切れ。4000円超と定価も高め。念のためアマゾンの輸入盤も検索すると、またまた米盤がわずか1600円程度(送料無料)で売ってる。…うーん…バレエばっかでセリフなかったから、コッチ買ってもいいかなぁ。

コメント

翠雲
翠雲
2008年6月18日8:57

それはよかったー(笑)
実は私は「三銃士」以来の、ちょっとだけヨークファン(笑)なので、特典DVDを見て喜んでいました。
年取ったなぁ〜とは思いましたが(4人の息子や娘が活躍するという映画「レディ・ダルタニアン」でもそう思いましたけどね)
ゆっくり楽しんでくださいね。(謎ときも、ぜひ)(笑)

ボースン
ボースン
2008年6月18日23:25

いやホントに、レンタルありがとうございました。イキオイで日記書いたあと、ほんとにピーターラビット注文しちゃいましたよ、はははは。さて、そろそろ犯人探しパートを見なくっちゃ(爆)

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