ギャラクシー★クエスト
2008年5月28日 映画
2000年製作、ディーン・パリソット監督作品。
おおっ久々に、ここ10年内の作品だぞ!
…かつてTVで大人気だったSFシリーズ「ギャラクシー☆クエスト」。この番組はコアなファンを生み、放送終了後20年たった今も、出演者たちはイベント出演で食いつないでいた(笑)。ところが、昔のドラマをドキュメンタリーだと勘違いしてる異星人(「嘘」の概念がないらしい)がやってきて、艦長以下主要クルー(ただの俳優さんたちなんですが…)を宇宙戦艦にスカウトする!
初めはてっきり凝ったイベント出演依頼と思ったクルーたちだったが…
うわーなにソレ、と思って借りることにしました☆「宇宙大作戦」結構好きだったしね。
「宇宙大作戦」は再放送で見たクチで、スター・トレック映画版も全部じゃないけど見てる。たしか「ネクスト・ジェネレーション」、新スタ・トレのピカードとカークが時を超えて共演する話、あのへんまでは。
新版は、やっぱりピカード艦長がねー、あまりに頼りないのがちょっと…で最初のシーズンしか見なかった。だって第一話からもう、部下より先に正気手放してるんだもん。「Heaven!」に例示されたような、面倒みられ型リーダーなのか?(上が頼りないから俺達が頑張るしか!と部下が奮起して結果オーライ…)
ま、それはおいとくとして。
そして。
うーむ、巷でも好評のようでしたが、噂にたがわぬ…(笑)
SFとしても、チープなようでそうでもない。チープな所は狙ってだろうし、やはりメイクや特撮技術は進歩してるんだろね(昔のTVシリーズのノリは意識的に再現してる)。特にスタ・トレを楽しんだ人にはニヤリとさせられる場面が多数、オススメです。
中盤からはスリルやサスペンス、意外な展開もあり飽きさせない。「なんちゃって宇宙船クルー」となった彼らが、思わぬ冒険の中、最初は結構いがみあってたのが次第に友情と信頼の絆を育て、共に頑張るというストーリーは結構良くできている。人間、尊敬され期待されることがどんなに大事か、またそれにこたえて頑張ることがどんなに自分を変えるか…という、なかなか普遍的なテーマも埋め込まれていて盛り上がる(笑)
だいたい「ギャラクシー…」の出演者たち――艦長役のジコチューな主演男優(ティム・アレン)、お色気担当女性クルー役者(なんと「エイリアン」のシガーニー・ウィーバー!)、異星人クルー役で特殊メイクやキメ科白にウンザリのいかにもスポックもどきな元舞台俳優(アラン・リックマン)、大人になっちゃった少年パイロット役、端役で一話出たきりのノン・レギュラー役者など、みんな現在、現実の自分にはうんざりなのだ。だもんで、「マネして宇宙船とか作って準備してみました」なんて言われて、ついうかうかと「ちょっと宇宙へ出てみようか」なんて思っちゃうのよね。ご都合主義全開のコメディだが、それなりに人間も描けててナイスでした。
そして、一見皮肉な設定にもかかわらず、トレッキーやスタ・トレのスターたちへの愛情を感じさせる展開なのがまたよろしい!
しかし、まさかここで触手が出てくるとは…
まさかあのネタで…(よくあるんだよSFドラマじゃその展開)
などと、様々な笑える小ネタは、ぜひ実際に見てみてほしいのでバラさずにおきます☆
ご家族とか、誰かと一緒に見るのがオススメ♪
おおっ久々に、ここ10年内の作品だぞ!
…かつてTVで大人気だったSFシリーズ「ギャラクシー☆クエスト」。この番組はコアなファンを生み、放送終了後20年たった今も、出演者たちはイベント出演で食いつないでいた(笑)。ところが、昔のドラマをドキュメンタリーだと勘違いしてる異星人(「嘘」の概念がないらしい)がやってきて、艦長以下主要クルー(ただの俳優さんたちなんですが…)を宇宙戦艦にスカウトする!
初めはてっきり凝ったイベント出演依頼と思ったクルーたちだったが…
うわーなにソレ、と思って借りることにしました☆「宇宙大作戦」結構好きだったしね。
「宇宙大作戦」は再放送で見たクチで、スター・トレック映画版も全部じゃないけど見てる。たしか「ネクスト・ジェネレーション」、新スタ・トレのピカードとカークが時を超えて共演する話、あのへんまでは。
新版は、やっぱりピカード艦長がねー、あまりに頼りないのがちょっと…で最初のシーズンしか見なかった。だって第一話からもう、部下より先に正気手放してるんだもん。「Heaven!」に例示されたような、面倒みられ型リーダーなのか?(上が頼りないから俺達が頑張るしか!と部下が奮起して結果オーライ…)
ま、それはおいとくとして。
そして。
うーむ、巷でも好評のようでしたが、噂にたがわぬ…(笑)
SFとしても、チープなようでそうでもない。チープな所は狙ってだろうし、やはりメイクや特撮技術は進歩してるんだろね(昔のTVシリーズのノリは意識的に再現してる)。特にスタ・トレを楽しんだ人にはニヤリとさせられる場面が多数、オススメです。
中盤からはスリルやサスペンス、意外な展開もあり飽きさせない。「なんちゃって宇宙船クルー」となった彼らが、思わぬ冒険の中、最初は結構いがみあってたのが次第に友情と信頼の絆を育て、共に頑張るというストーリーは結構良くできている。人間、尊敬され期待されることがどんなに大事か、またそれにこたえて頑張ることがどんなに自分を変えるか…という、なかなか普遍的なテーマも埋め込まれていて盛り上がる(笑)
だいたい「ギャラクシー…」の出演者たち――艦長役のジコチューな主演男優(ティム・アレン)、お色気担当女性クルー役者(なんと「エイリアン」のシガーニー・ウィーバー!)、異星人クルー役で特殊メイクやキメ科白にウンザリのいかにもスポックもどきな元舞台俳優(アラン・リックマン)、大人になっちゃった少年パイロット役、端役で一話出たきりのノン・レギュラー役者など、みんな現在、現実の自分にはうんざりなのだ。だもんで、「マネして宇宙船とか作って準備してみました」なんて言われて、ついうかうかと「ちょっと宇宙へ出てみようか」なんて思っちゃうのよね。ご都合主義全開のコメディだが、それなりに人間も描けててナイスでした。
そして、一見皮肉な設定にもかかわらず、トレッキーやスタ・トレのスターたちへの愛情を感じさせる展開なのがまたよろしい!
しかし、まさかここで触手が出てくるとは…
まさかあのネタで…(よくあるんだよSFドラマじゃその展開)
などと、様々な笑える小ネタは、ぜひ実際に見てみてほしいのでバラさずにおきます☆
ご家族とか、誰かと一緒に見るのがオススメ♪
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