エドワード・ドミトリク監督作品(1966年)、
本当はUS版DVD(英語字幕のみ)にて鑑賞。
…こっちなら1100円ちょっとだから。
20年くらい前に一度はTVで見た筈だし!
まあその程度の作品、ウィドマーク・ファンには(笑)
タイトルロールのホールデンのが明らかに主役だしね、クレジットでは両名がstarringでも。
南北戦争も四年目、2500頭の牛を北軍との契約ではるばるメキシコから運んできたアルバレス・ケリー(ウィリアム・ホールデン)は、敗色濃厚な南軍のロシター大佐(リチャード・ウィドマーク)に拉致され、南軍のため牛を強奪する計画を手伝うよう強要されるが。…というお話。
ケリーは金と楽しみのために仕事をする、享楽的で個人主義な人物として紹介されるが、むしろ自由を愛する反骨の男というべき?「第十七捕虜収容所」を少し思い出す。
北軍の少佐(パトリック・オニール)がカッコつけだがビミョーにヤな男に描かれているのが笑えるが、ウィドマーク大佐も顔にデカい眼帯と傷跡をあしらって、今回はかなり汚なづくりだ(しかしこの写真、眼帯逆なんじゃ?)。敗戦続きで疲弊した南部のためなら何でも!という執念でもって相当な無茶をやるので(言うこときかないケリーの指を一本撃ち落して「1日一本ずつだ」と脅したり)、前半は結構悪役ぽいです。
更に言うと南軍の灰色の軍服って北軍のに比べるとパッとしないと思うしな〜
快活なケリーと対照的に、戦況にしろ自分の傷にしろ暗く深刻に凝り固まってる大佐。
いがみあいつつ(ケリーもスキを見てキツい「お返し」をカマすし)、危険な強奪作戦に赴く二人の関係は、最後の土壇場でちょっと変わるんですけども。
名誉を重んじる男の美学(意気)が錯綜するクライマックスは、なかなかイイです。
とはいえ、やっぱりウィドマークだいぶフケてきてるし(既に50代)。それとも傷持ちだから身ごなしが普段よりぎこちないという設定か。同じ時期同じ西部劇なら「大西部への道」のほうが良かったとおもうのだが、そっちはDVDにすらなってない。無念。
本当はUS版DVD(英語字幕のみ)にて鑑賞。
…こっちなら1100円ちょっとだから。
20年くらい前に一度はTVで見た筈だし!
まあその程度の作品、ウィドマーク・ファンには(笑)
タイトルロールのホールデンのが明らかに主役だしね、クレジットでは両名がstarringでも。
南北戦争も四年目、2500頭の牛を北軍との契約ではるばるメキシコから運んできたアルバレス・ケリー(ウィリアム・ホールデン)は、敗色濃厚な南軍のロシター大佐(リチャード・ウィドマーク)に拉致され、南軍のため牛を強奪する計画を手伝うよう強要されるが。…というお話。
ケリーは金と楽しみのために仕事をする、享楽的で個人主義な人物として紹介されるが、むしろ自由を愛する反骨の男というべき?「第十七捕虜収容所」を少し思い出す。
北軍の少佐(パトリック・オニール)がカッコつけだがビミョーにヤな男に描かれているのが笑えるが、ウィドマーク大佐も顔にデカい眼帯と傷跡をあしらって、今回はかなり汚なづくりだ(しかしこの写真、眼帯逆なんじゃ?)。敗戦続きで疲弊した南部のためなら何でも!という執念でもって相当な無茶をやるので(言うこときかないケリーの指を一本撃ち落して「1日一本ずつだ」と脅したり)、前半は結構悪役ぽいです。
更に言うと南軍の灰色の軍服って北軍のに比べるとパッとしないと思うしな〜
快活なケリーと対照的に、戦況にしろ自分の傷にしろ暗く深刻に凝り固まってる大佐。
いがみあいつつ(ケリーもスキを見てキツい「お返し」をカマすし)、危険な強奪作戦に赴く二人の関係は、最後の土壇場でちょっと変わるんですけども。
名誉を重んじる男の美学(意気)が錯綜するクライマックスは、なかなかイイです。
とはいえ、やっぱりウィドマークだいぶフケてきてるし(既に50代)。それとも傷持ちだから身ごなしが普段よりぎこちないという設定か。同じ時期同じ西部劇なら「大西部への道」のほうが良かったとおもうのだが、そっちはDVDにすらなってない。無念。
コメント
「ワーロック」のほうがというのも同感です。Amazon.co.jpで米盤DVD約1500円で売ってるので、買おうかどうしようかずっと悩んでいましたが、「ニュルンベルク裁判」がらみで調べてると、なんとNHKBSが4月にやるではないですか!
わーどうしよう。BS見るのに幾ら要るんでしたっけ。ぐらぐら来てます(笑)