まーた、買っちゃった。DVDじゃなく中古ビデオですが。
オークションなので下の定価より遥かにお安い。

アリステア・マクリーンは、言うなれば私を「オトナの」英国冒険小説の世界へいざなった大恩人である。なかでもハンガリーが舞台の「最後の国境線」は、大好きな作品だ。
そーぜつなアクションとそーぜつな騙しあいとそーぜつにカッコイイ男たち(特に伯爵☆)。そして、1959年作品だが必ずしも安直に反共的ではないところもイイ。
東欧に関して、ぐっと憧れや親近感を増やしてくれた作品でもある。
マンガ家の木原敏江さんが「無言歌」のあとがきマンガで触れてたくらいだから、そーゆーのは私だけではなかろう。

その大好きな作品が、実は、私の大好きなリチャード・ウィドマーク主演で1961年にひっそりと(?)モノクロ映画化されていたって事も、原作読了直後にではないが、だいぶ前から、知ってはいた。

なのだが、大好きな作品×大好きなスターだからといって、必ずしも万全の大好き映画になるのかどうかは…この映画に限っては何だか不安で、TV録画したものの敢えて見ていなかった。映画化の際別人28号のよーに脚色しまくりされる事はよくあるし、なんちゅーか主人公のイメージも、いまいちウィドマーク様に合わなかったし。
そもそも邦題も芸がなさすぎるし…。

また、二時間の映画なのに録画した映画番組枠は1時間半枠だったので、カットだらけの筈!というのも不安要素のひとつだったのが、とりあえずノーカット版が手に入ったわけで…いよいよだなあ!
届くまであと何日かな。
ま、彼は見かけよりずっと幅広く柔軟な演技力を持つ人なので、きっとそれなりにきちんとキャラを作りあげてる筈なんですがねえ。
原作・主演両方が「特別」なだけに、万一の場合(爆)のダメージも二倍。
「秘密諜報機関」…
どきどきどき…(^^;)

VHS CICビクター・ビデオ 1997/03/28 ¥3,045

コメント

nophoto
だぶるえんだー
2007年11月19日20:12

アリステア・マクリーンですか!「サン・アンドレアス号の脱出」楽しかったですね。このところ読んでませんが・・・・

ボースン
ボースン
2007年11月19日21:28

私もこのところ長く読んでませんので、「サン・アンドレアス号の脱出」は未読です(爆)
「地獄の綱渡り」あたりまでは全部読んでたかと思うのですが…。
もちろん?「ナヴァロンの要塞」が初マクリーンでした。原作好きすぎて、あの世評も高くキャスティングも良い(デヴィッド・ニーヴンもグレゴリー・ペックも好き)映画版にまで、ついいろいろ不満を感じてしまったほどです。
…それで、「秘密諜報機関」も怖いのでした。ははぱ。

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