逢坂剛と川本三郎の対談形式。
逢坂さんはウィドマークファンだそうなことを知っているのでちょっと手に取る(この人の小説は約一冊しか読んだことないのだが)。

さて、西部劇は、私も好きだ。
荒野、銃、馬、西部をいろどる何もかもがステキに感じる。
だから、トシの割には結構見てる(昔のスターが好きだからだが)。

しかし、基本的には好きなスターの出てくるものや、評判が良くてキャストに納得のいくものをTVやビデオで追っかけてきたというスタンスなので、実際リアルタイムで青少年期から西部劇に浸ってきた、オジサマがたのノリにはついてゆききれない部分もある。
作品の発表からタイムラグがあるぶん、食わず嫌いがいろいろ生じてしまうんだよね。

たとえば、グレン・フォードってこんなにも西部劇を語るには外せない人だったのか〜!なのだが、なんとなく泥臭い雰囲気が私の好みでないので、思いっきり食わず嫌いしてるスターなのだ(あまり作品を見ずに言うのもなんだが…。こういう本とか読んでると、意外と幅広い役どころを演じてきているらしいのはわかった。分かったからと言って食わず嫌いが直るわけではないが)。

ちなみに西部劇気分が高まってるのは、ひとつには、今度は英国アマゾンをナニしようかな〜と、ここのところずっと軽く悩んでいるからである。
英国DVDなら、リージョン2だ。リーフリ機で見るだけでなく、PCで見るのも簡単♪

なんか英国版で、凄い渋くて素敵なジャケットの西部劇シリーズが出ているのである。しかも「悪の花園」のジャケットにピンの大アップであしらわれているのが何故かウィドマーク様だったりするので(普通ならトップ・ビリングのクーパーの筈)、もうクラクラ。
どうせならまとめて頼みたいかなあとか思うと、抱き合わせは多分「ワーロック」(これも同じシリーズ。大アップはフォンダだが格好いい!)、「馬上の二人」。西部劇じゃないが「暗黒の恐怖」もつけたっていい。四枚あわせて送料入れても30ポンド、つまり七千円そこそこ。金銭的にはこのくらい全然痛くないけど…

ただひとつ、どれも字幕の有無がわからないのが辛い。むしろなさそう?
「襲われた幌馬車」は、ないと思ってたら字幕ありでラッキー!だったが。
四本とも、一度は見たことある映画だから、何とかなるかとも思うけどね…

…うーん、そんなイタイ買い物し続けてていいのかワタシ?

http://www.amazon.co.uk/Garden-Evil-Gary-Cooper/dp/B0006M4S32/ref=wl_it_dp/026-0124329-7950074?ie=UTF8&;;;coliid=IN56ZB3NNUKYG&colid=1NZ43C2ADDVBK

(追記)DVD beaver.com あたりで確認すると四枚中三枚まで字幕なしな模様。ジャケ買いしたいくらいな「悪の花園」が字幕無いのは非常に残念(リージョン違い発行元違いの米版にはちゃんと字幕あるようだが)。
しかし、映画の方が先だから映画に罪はないんだが、「悪の花園」って連発しているとマンガ「愛と誠」を思い出してしまって仕方がない私っていったい…

ISBN:4403210759 単行本 川本 三郎 新書館 2001/05 ¥2,415

コメント

nophoto
DCP
2008年1月2日0:50

グレン・フォードってあの頃器用貧乏か、使いやすかったのか結構人を呼べるスターだったと思いますよ。旧い所では京マチ子なんかも出た「八月十五夜」とか「決断の」、「偽将軍」・・。親に連れられ観たもんです。人畜無害で可もなく不可もなくで親日派だったから受けたんだと思います。劇場は決まって日劇地下かテアトル東京、両方とももうありませんがね。駅前再開発の美辞麗句で消えて行く劇場。やぁーホントに懐かしいなー。

ボースン
ボースン
2008年1月3日23:11

グレン・フォード、なんだかすごーく色んなタイプの役をやってるみたいですよね。人畜無害といいながら時には悪役まであるような…(笑)最後に見たのはスーパーマンの養父の時でした。いかにも田舎のオヤジさんっぽい風貌がいい感じでした。

お気に入り日記の更新

日記内を検索