緋文字 (1956年)

2007年8月14日 読書
実家に帰ると、昔買い集めたエラリー・クイーンがひと山ある。
ファンなのだ。
しかし、読む前に既に名前にホレたようなところもある。
エラリー・クイーン。出版社によればエラリイ・クイーン。
どっちにしろ、まろやか&不思議な語感ではあるまいか☆

それも、当時は全部読むのは勿体無い(笑)気がしたため、一部は未読のままなのであった。…しかし、どれが未読だったかは少々記憶が不確かで…

とか思いつつ、コレ読んだかな?どうだかな?とか思いつつ、読む。
未読分だった。…多分…

中〜後期のクイーン作品は、ガクンと登場人物数が減って、謎解きそのものはやや物足りないのだが(著者が人物描写に力を入れたくなったからだろうが)、そしてコレも探偵と助手以外数人しか出なくてヤレヤレなのだが、タイトルそのまま、アブない逢引?を続ける人妻と女たらしの辿る道筋が、50年代ニューヨークの香りを届けてくれて、なんか良かった。
ここんとこDVD見るヒマないんだけど、50年代ハリウッド映画をまた見たいよー。

ISBN:B000JAZK7O − エラリー・クイーン 早川書房 1956/09/30

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索